今日のタイガー/1番のセカンドがターニングポイント!バック9で猛チャージ!!
2008年 全米オープン
期間:06/12〜06/15 場所:トーレパインズGC(カリフォルニア州)
タイガー急浮上!首位は3アンダーのS.アップルビー
カリフォルニア州のトーレパインズGCで開催されている、海外メジャーの第2戦「全米オープン」の2日目。朝のうちは日差しも出たが昼前から最終組がホールアウトするまで曇り空が続いた。風も初日より少し強かったが、スコアを伸ばす選手も現れ、アンダーパーは依然8人も存在する。
混戦を頭一つ抜け出したのは、オーストラリアのスチュアート・アップルビー。2アンダー3位タイからスタートしたアップルビーは、1番でのボギーが先行。しかし、4つのバーディを奪うなど1ストローク伸ばし通算3アンダーでホールアウト。アップルビーが3アンダーまで伸ばしたため、日本の谷口徹は予選落ちが確定した。
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そして、首位と1打差の2アンダー2位に大本命のタイガー・ウッズが浮上してきた。タイガーはスタートの10番で3パットのボギーを叩くなど勢いに乗れなかった。ところが後半に入ると、1番、2番、そして4番、5番で2度の連続バーディを奪うと、最終9番もバーディを奪い後半だけで5ストローク伸ばした。大会3勝目、そしてトリプルグランドスラム(メジャーそれぞれを3回ずつ優勝)の可能性が高くなってきた。
タイガーと同じ2位タイは、ロバート・カールソン(スウェーデン)、ロコ・メディアイトが並んでいる。タイガーと同じ組でラウンドしたフィル・ミケルソンは、序盤から長いパーパットを沈めていたが、結局4ストローク落とし35位タイに後退。アダム・スコット(オーストラリア)も同じく35位タイで決勝ラウンドへ。
日本勢は今田竜二がスコアを4つ落としたが、通算7オーバーの65位タイで辛うじて予選通過を果たした。日本からスポット参戦している片山晋呉、谷口徹は我慢比べ勝負に勝てず予選落ちとなってしまった。