今季まだトップ10入りのないベン・クレインが、住み慣れたダラスの大会で首位に立った（Scott Halleran/Getty Images）

◇米国男子◇AT＆Tバイロン・ネルソン選手権 2日目◇TPCフォーシーズンズリゾート(テキサス州)◇7166 yd（パー 70）

初日に消化し切れなかった第1ラウンドの残りと、第2ラウンドが行われた大会2日目。第1ラウンド終了時点で、セルヒオ・ガルシア（スペイン）、ダニー・リー（ニュージーランド）、ジョンソン・ワグナーの3人が7アンダーで首位に並んだ。第2ラウンドでは、ベン・クレインが7アンダー「63」のビッグスコアを叩きだし、通算12アンダーとして10位から単独首位に浮上した。

＜＜　下に続く　＞＞

36ホールの大会記録に並ぶ12アンダーをマークしたクレーンは、ここテキサス州ダラスに2年前まで、12年ほど在住。「友達や家族が大勢一緒に歩いてくれている。ロープの外に出て、仲間とワイワイやりたい気分だよ」と陽気に笑った。

通算11アンダーの2位にジョーダン・スピース、ガルシア、ブルックス・ケプカ、バド・コーリーの4人が続いた。通算10アンダーの6位にウェス・ローチ、通算9アンダーの7位にブライス・モルダーがつけている。

初日に5ホールを残して3アンダーで日没サスペンデットとなった岩田寛は、再開後に1バーディ、1ボギーとし、第1ラウンドは「67」。続く第2ラウンドも同じく「67」をマークして通算6アンダーとし、26位で4戦ぶりの予選通過を果たした。