米国男子ツアーの第38戦『Valero テキサスオープン』が9月25日（木）から9月28日（日）までの4日間、テキサス州のサンアントニオにあるラカンテラゴルフクラブで開催される。この大会は1922年から始まり、今年73回目の開催を迎える歴史ある大会だ。

昨年の大会はローレン・ロバーツが、フレッド・カプルス、フレッド・ファンクなどの追い上げをかわし2年ぶりの優勝を果たした。その前年、2001年には地元テキサス出身のジャスティン・レナードが2年連続優勝を果たしている。地元の絶大なる人気を誇るレナードだが、今回は残念ながら出場を見合わせている。

＜＜　下に続く　＞＞

今週の注目選手として挙げられるのは、韓国の崔京周だ。先週ドイツで行われた「リンデ・ドイツマスターズ」で26アンダーという好スコアを記録し、欧州ツアー初優勝を果たした。その崔が、今週は主戦場とする米ツアーに帰ってくる。

また、現在賞金ランキング首位のビジェイ・シンは、崔とは入れ替えで欧州ツアーに向かった。ドイツのアレックス・チェイカも母国の試合が終了し、米ツアーに乗り込んでくる。シーズン終盤に入り、両ツアーでのメンバーの入れ替わりが激しくなってきた。

今週の日本勢は、丸山茂樹、横尾要、久保谷健一、貞方章男の4名が出場する。2週前まで2試合連続トップ5に入った田中秀道は、先週惜しくも予選落ちになった。今週は一休みといったところか。代わって注目したいのが丸山と久保谷の2人。先週の試合で最終日に36ホールというタイトなスケジュールにも関わらず順調にスコアを伸ばした2人は、今週も上位進出の期待が高まる。

【主な出場予定選手】
崔京周、D.トムズ、S.ガルシア、丸山茂樹、久保谷健一