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2012年 バレロテキサスオープン
期間:04/19〜04/22 TPCサンアントニオ(テキサス州)

佐渡充高が簡単解説!初めてのPGAツアー【第三十三回】

■ 「バレロテキサスオープン」の歴史

1922年にスタートし、今年で90年目82回目を迎える。テキサス4試合(シェル・ヒューストンオープン、バレロテキサスオープン、HPバイロンネルソン選手権、クラウンプラザインビテーショナル)の中では最も歴史があり、ツアーでは5番目の歴史を誇る。ベン・ホーガン、ベン・クレンショーもプロ初試合として出場。1939年大会の練習ラウンドでは、ネルソン、サム・スニード、ポール・ランヤンとラウンドしたジャグ・マクスペイデンが「59」を記録し、このスコアカードは今でもブラッケンリッジ・パークに飾られている。1955年にはマイク・スーチャックが72H最小の「257」を記録。1935年から4年間と、1943年は戦争のため、1968、1971、1987年は資金不足のために開催されず。2002年より現在の「バレロテキサスオープン」として、TPCサンアントニオで開催され現在に至る。歴代優勝者にはウォルター・ヘーゲン、バイロン・ネルソン、ベン・ホーガン、サム・スニード、アーノルド・パーマーらレジェンドらが名を連ね、パーマーの3連覇を含む計60人以上のチャンピオンが生まれている。

■ 戦いの舞台は歴史あるサンアントニオ

1836年頃、テキサスはひとつの州ではなく独立国だった時代がある。その頃テキサスは独立を目指し、メキシコ共和国軍と戦っていた。この戦いの舞台となったのが、“アラモの要塞”であった。テキサス軍にとって、ここが最後の砦とされ、アラモを突破されるとメキシコ軍に侵攻されてしまう要の場所。テキサス軍は手勢が少なく弱かったが、頭脳戦で勝利し、メキシコ軍の侵攻を抑えたという歴史のある場所である。この戦闘の舞台となった“アラモの要塞”遺跡は、まさに今大会が行われるテキサス州サンアントニオ中心街の一角に存在する歴史ある街である。サンアントニオは、小高い山々や丘陵地が広がり、テキサスの中では起伏のある地形だ。周囲には石切場が点在し、コース内にもこの石を利用したり、岩肌が見えるような景観で雰囲気を醸し出しているのも特徴のひとつだ。また、ここは新しいコースなので、木々はそれほど成長しておらず、テキサスの強風と相まってコースの難易度を上げる。アメリカゴルフコース設計の父、チャールズ・ブレア・マクドナルドが残した「風はゴルフ最大の財産」という名言は、まさにここにも当てはまる。

また近くにはゴルフの名門であり、数々の名プレーヤーを輩出してきたテキサス大学がある。そんな場所だけに、出身選手たちは皆ゴルフに対するプライドも高いため、地元での大会であるにも関わらずメジャー大会に匹敵するかの気持ちで大会に挑んでくる。同大学出身のジャスティン・レナード、レナードと同期で、昨年ツアー初優勝を飾ったハリソン・フレイザーのプレーにも注目したい。

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佐渡充高(さどみつたか)
ゴルフジャーナリスト。1957年生まれ。上智大学卒。大学時代はゴルフ部に所属しキャプテンを務める。3、4年生の時に太平洋クラブマスターズで当時4年連続賞金王に輝いたトム・ワトソンのキャディーを務める。東京中日スポーツ新聞社を経て85年に渡米、ニューヨークを拠点に世界のゴルフを取材。米国ゴルフ記者協会会員、ゴルフマガジン「世界トップ100コース」選考委員会国際評議委員。元世界ゴルフ殿堂選考委員。91年からNHK米ゴルフツアー放送ゴルフ解説者。現在は日本を拠点に世界のゴルフを取材、講演などに飛び回る。

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