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2003年 バンク of アメリカコロニアル
期間:05/22〜05/25 場所:コロニアルCC(テキサス州)

K.ペリーがコースレコードで17アンダーまで飛び抜けた!

テキサス州のコロニアルカントリークラブで開催されている、米国男子ツアー『バンク of アメリカコロニアル』は、決勝ラウンドに入った。

予選ラウンド2日間は、アニカ・ソレンスタムを追いかける報道陣、そして多くのギャラリーがあふれていたが、決勝ラウンドに入ってもギャラリーはコース内を所狭しと観戦していた。アニカがいなくなった後、大ギャラリー群も消えてしまうかとの心配は無用だった。

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この日の主役は、8アンダー首位タイからスタートしたケニー・ペリー。スタートの1番ホールから3連続バーディを奪い、7番からも再び3連続バーディ。前半を29というスコアで折り返すと、後半も3つのバーディを奪い61のコースレコードタイ記録でホールアウトした。この日だけで9つ伸ばし通算17アンダー、2位に8打差をつける快進撃を見せた。

大差をつけられているが単独2位には9アンダーのローリー・サバティーニ、3位には8アンダーのジム・フューリックが続いている。ムービングデーといわれるこの日、大きくスコアを伸ばす選手が多かった。

ペリーの9アンダーは別次元だが、3人が5ストローク伸ばしている。2アンダー29位からスタートしたベテランのハル・サットンが7アンダー4位タイに浮上。先週のEDSバイロンネルソン選手権でも6位に入りスランプを脱出したサットンが、今週も上位に入ってきた。

そして、ディフェンディングチャンピオンのニック・プライスアレックス・チェイカと並び55位から11まで急浮上している。プライスは先週ビジェイ・シンにかわされ2位に終わったが、アイアンショットのキレは健在で、6番パー4では2打目を直接カップインしてイーグルを奪った。最終日もスコアを伸ばしてきそうだ。

今週日本からは丸山茂樹が唯一出場している。2アンダー29位で予選を通過した丸山は、3日目にはスコアを伸ばせず、32位に後退してしまった。痛めていた首の状態も序々に回復し、これからという状態になってきた。

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