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2003年 ボブホープ・クライスラークラシック
期間:01/29〜02/02 場所:PGA ウェスト(パーマープライベート他)(カリフォルニア州)

T.へロンが29アンダーまで伸ばし一歩抜け出した!

米国男子ツアー第4戦「ボブホープ・クライスラークラシック」4日目.。前日自己ベストの61をマークして首位に浮上していたティム・へロンが、この日も7ストローク伸ばす大暴れをした。2位に4打差をつけ、1999年ベイヒルインビテーショナル以来のツアー4勝目が目前に迫った。

現在へロンのスコアは36アンダー。2001年にジョー・デュラントがこの大会でマークした通算36アンダーが、5日間競技でのツアー記録となっている。残り1日、明日は決勝ラウンドでアマチュアが出場しないため、これまでよりも少しピンの位置が難しくなるが、新記録は生まれるか期待が高まる。

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2位には、2日目に首位に立っていたジェイ・ハースと、ジワジワ順位を上げてきたカナダのマイク・ウィアが並んでいる。明日最終日はメイン会場となるPGAウエストでラウンドをするのだが、首位のへロンと同様ハースも予選ラウンドでは「61」をマークしている。その時は予選という状況とアマチュア3名とのリラックスしたムードだったが、明日の決勝ラウンドでも好スコアを出すことができるだろうか。

さらに1打差の24アンダーには、デビッド・ゴセットとC.ディマルコ。ディマルコは安定したゴルフを続け、2週前のソニーオープンでも3位に入っている。常に優勝を狙える選手だ。そして、注目したいのが若手のゴセット。アーロン・バデリー、チャールズ・ハウエルなどと並び、次世代の活躍を期待される逸材だ。2001年ジョンディアクラシックで突然優勝し、その後は優勝から遠ざかっているが、鍛えられた肉体は年々逞しさを増してきた。勢いのある選手だけに、最終日のチャージも期待できる。

日本の田中秀道は、この日スコアを3つ伸ばして8アンダー、貞方章男もスコアを1つ伸ばし7アンダーでフィニッシュ。しかし、今週は他の選手がバーディ合戦を繰り広げ通算13アンダーまでが予選のカットラインになってしまった。したがって、日本の両名は残念ながら、ここで姿を消すことになった。

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