ライダーカップメモ2日目
2003年 フェニックスオープン
期間:01/23〜01/26 場所:TPC of スコッツデール(アリゾナ州)
好スコア続出、3アンダーのバデリーは予選落ち
米国男子ツアー第3戦「フェニックスオープン」2日目。初日同様、晴天に恵まれ、各選手気分良くスコアを伸ばした。首位は13アンダーをマークしたティム・ペトロビックとハリソン・フレーザーの2人。2打差の3位には、スコット・マッキャロン、ジョン・ヒューストンなど5人が並んでいる。
この日のベストスコアをマークしたのは2アンダー43位からスタートしたスティーブ・ストリッカーだった。インコースからスタートしたストリッカーは、11番ホールから16番まで6連続バーディを奪った。そして後半も4つのバーディを奪い10ストローク伸ばしていたが、8番で唯一ボギーを叩き9アンダーどまり。それでも通算11アンダー3位グループにジャンプアップした。
<< 下に続く >>
日本人で唯一出場している田中秀道は、スコアを5つ伸ばし6アンダー31位グループにつけている。この日の田中は、5バーディ、ノーボギー好調ぶりだが、パッティングが決まっていれば、もっとスコアを伸ばせていただろう。先週は決勝ラウンドに入り、背筋痛のためスコアを落としてしまったが、今週は上位を狙ってもらいたい。
予選を通過した72名中スコアを落としてしまったのは、初日7アンダー2位からすターとしたデビッド・トムズただ一人。トムズも田中と並び6アンダー31位。他にもフィル・ミケルソン、セルヒオ・ガルシア、マイク・ウィアなど強豪が31位グループにひしめいている。この中から優勝争いに名を連ねる選手が現れるだろうか。
今週は天候にも恵まれ、好スコアが続出している。そして、予選カットラインは4アンダーまで跳ね上がってしまった。先週アーニー・エルスを最後まで苦しめたアーロン・バデリーは、初日の遅れを取り戻すように、3アンダーまでスコアを伸ばしたが予選落ち。また、最若手のタイ・トライオンは、先週に続き連続予選落ちとなった。