ボブ・ホープに捧げられた18番ホール
2004年 ボブホープ・クライスラークラシック
期間:01/21〜01/25 場所:PGAウェスト(パーマープライベート他)(カリフォルニア州)
今年も好スコア続出!アンダーパーが94人
米国男子ツアーの第3戦「ボブホープ・クライスラークラシック」が、カリフォルニア州ラキンタにあるPGAウェストで開幕した。5日間の耐久戦で、予選ラウンドは4つのコースを4日間に分けてラウンドする。毎年好スコアを出す選手が続出することでも知られるが、今年も初日から9アンダーが2人、アンダーパーでラウンドしたのは94人も現れた。
初日首位に立ったのはスキップ・ケンドールとマーク・ヘンズビーの2人だ。メイン会場となるPGAウェストのパーマーコースをラウンドしたケンドールは、6番パー5でイーグルを奪い、さらに7つのバーディを積み重ねた。一方、ヘンズリーはインディアンウェルズをラウンド。スタートから3連続バーディを奪い、9バーディノーボギーの完璧なラウンドを披露。
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1打差の8アンダー単独3位には、昨シーズン3勝を挙げたケニー・ペリーが好スタートを切ってきる。ペリーは1995年に優勝、相性の良い大会の1つだ。さらに1打差の7アンダーに実力ある3選手がつけている。昨年の大会で2位に入ったベテランのジェイ・ハースとジャスティン・レナード、ジェリー・ケリーの3人だ。
上位に食い込むにはスコアを崩さないことが必須になるが、バミューダデューンズをラウンドしたレナードは、17番パー3でボギーを叩いてしまった。しかし、パッティングが好調で8つのバーディを奪い首位に2打差の好位置につけている。
昨シーズン未勝利に終わったフィル・ミケルソンが、この大会から自身の開幕を迎えた。一昨年は同じくこの試合からツアーに参戦し、見事に優勝を飾った。今年のスタートも注目されるが初日は、4バーディノーボギーの29位とミケルソンにしては静かなスタートになった。
また、ディフェンディングチャンピオンのマイク・ウィアは、バミューダデューンズをラウンドし前半は順調にバーディを奪った。後半に入り5アンダーまで伸ばしたが、その後ボギーを3つ叩き2アンダーに後退、首位と7打差で61位と出遅れてしまった。
今週の日本勢は、田中秀道が唯一出場予定になっていたが棄権している。