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2011年 ザ・プレジデンツカップ
期間:11/17〜11/20 ロイヤルメルボルンGC(オーストラリア)

【WORLD】大会を盛り上げる?両キャプテンの舌戦

Golf World(2011年11月7日号)voices texted by John Feinstein

カプルスとノーマンのゴタゴタは馬鹿馬鹿しいが、少なくとも話題は提供してくれた

不可能な事をやってくれたフレッド・カプルスグレッグ・ノーマンに満点をあげましょう。彼らはゴルフ史の中でも、かなり“活気のない”ザ・プレジデンツカップにいくらか活力を注入したからだ。プレジデンツカップはひとつの理由で存在している。それは、PGAツアーがPGAオブ・アメリカのライダーカップによる利益と満悦感に浸ることに飽き飽きし、ならば1994年に自分達でイベント作ってしまおうと決めたからだ。ツアーがプレジデンツカップを作らなければ、IMGがやっていただろう。

今年のプレジデンツカップは9回目になり、今までの8大会の中で最も忘れられない瞬間が、握手だったかということが議論になるかもしれない。その握手とは、南アフリカで2003年に開催された大会で、キャプテンのジャック・ニクラスゲーリー・プレーヤーが交わしたもので、アーニー・エルスタイガー・ウッズ戦で決着がつかず、日没となり、この大会は引き分けとなった。

両キャプテン、カプルスとノーマンの間に必要となったイベントは、言葉の戦争、言葉の小競り合いなのだ。全てはカプルスがウッズをキャプテンピックの一人として選んだと表明したときから始まった。ウッズが、今年は殆ど怪我に悩まされ、オーガスタ以外では、身体の状態が良いときでも酷いゴルフを見せていたという事実は横に置いておこうというわけだ。カプルスがウッズを選んだ理由の一部には、早かれ遅かれウッズは以前の調子を取り戻すと信じているからだ。またプレジデンツカップにウッズが出場すれば、それなりの視聴率を獲得できると考えていたのだ。

物議を醸した選択は、カプルスがビル・ハースをキャプテンピックの2人目として選んだ時に悪化した。理由は、アメリカ人で唯一、現メジャータイトルを持つキーガン・ブラッドリーが、チームには選ばれなかったから。(肝心なのは、ハースもブラッドリーもチーム入りに値する。しかし、カプルスはウッズを入れる事を早くから決めており、PGAオブ・アメリカの最も重要なイベントであるPGAチャンピオンシップ王者ではなく、PGAツアーで最も重要なイベントであるフェデックス・カップ優勝者を推した)。

ブラッドリーが得たものは40分間の「本当にすまない、君は素晴らしい選手だ」というカプルスとの会話と、プレジデンツカップゲームのホーム版に違いないだろう。

続いてノーマンの話だ。アーノルド・パーマー以来、ノーマン以上にプロモーションの術を理解しているゴルファーはいない。ノーマンはいつ話題を作り、議論を巻き起こすかを知っている。カプルスがキャプテンピックを選択したとき、すぐに反応した。ノーマンは、きっぱりと自分ならウッズを選ばず、ブラッドリーを選択すると発言。するとカプルスは、ノーマンがアメリカで10年間勝利を手にしていないロバート・アレンビーをチョイスしたことを指摘した。そして、カプルスはノーマンが2年前に不調なシーズンを過ごしていたアダム・スコットをスコットには「何かを感じる」という理由で選択したことを指摘した彼の反論を改めた。

スコットへの共感は意味をなすが、ウッズをチョイスしたことは実際のところ、よくも悪くも誰も共感していない。ブラッドリーはチーム入りに十分だったのだ。もしキャプテンピックがこれまでの経歴や、テレビの視聴率が基本になるのであれば、カプルスはウッズとニクラスかアーノルド・パーマーでも選ぶべきなのだろう。この2年間のタイガー・ウッズはオーストラリアで5勝0敗を記録しようが、0勝5敗に終わろうが、チームに入るに値しないのだ。

プレジデンツカップはライダーカップではない。カプルスの伝説がプレジデンツカップの勝ち負けに影響されることはない。これはライダーカップのキャプテンとは違うところだ。アシスタントキャプテンにマイケル・ジョーダンを連れてくることもできるし、視聴率と事前に話題作りのためにウッズを選ぶことだってできるのだ(編集部注:ジョーダンはNBAの労使紛争のため今大会は来場せず)。

そこで、話に割り込んでくるのがノーマンだ。なぜなら、これでプレジデンツカップにはみんなが注目するノーマン対ウッズのマッチがあるのだ。「グレッグに対して怒ってはいない」とカプルス。「でも、タイガーは違うかもよ」。

こんな会話はPGAのコミッショナーのティム・フィンチェムの耳には心地よく聞こえることだろう。

米国ゴルフダイジェスト社提携
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