「エリート組」を狙うアダム・スコット
2013年 全英オープン
期間:07/18〜07/21 場所:ミュアフィールド(スコットランド)
タイガー、2打差でウェストウッドを追う
タイガー・ウッズが、ここで5年振りにメジャータイトルを獲得するには、これまでメジャーで14勝を挙げた時にはしていないことをしなければならない。それは、最終ラウンドで逆転優勝することだ。
ミュアフィールドで開催中の「全英オープン」3日目、タイガーは1オーバーの「72」に終わった。最終日は、首位のリー・ウェストウッドを2打差の2位タイから後を追う。
<< 下に続く >>
ウェストウッドの3日目のスコアは「70」。パー5の17番ホールでは、ロングパットを決めてバーディを奪った。一方タイガーは、同じホールでボギー。ここでリーダーボードに2打の差がついた。
タイガーと共に2位タイにつけているのはハンター・メイハンだ。メイハンはこの日「68」のロースコアをマーク。前回のメジャー大会から2大会連続で、最終ラウンドを最終組でラウンドすることとなった。一方のタイガーは、最終から2番目の組で、今季「マスターズ」を制したアダム・スコットとラウンドする。スコットは、タイガーとは1打差で現在4位。
大会3日目、タイガーは程なくリーダーボードの首位に立った。下位には留まってはいられないかのような勢いだった。タイガーはパー4の2番ホールでバーディを奪うと、前夜トップに座ったミゲル・アンヘル・ヒメネスは同じホールでボギー叩き、首位の座を明け渡した。
だが、タイガーは首位にも長く留まることはなかった。その後、4番と7番でボギーを叩いたのだ。9番では再びバーディで奪うも、再浮上はならなかった。
一方のウェストウッドは、パー5の5番でイーグルを奪うと、7番でもバーディをマーク。3番のボギーを見事帳消しにした。さらに、上がり5ホールでも2バーディと1ボギーをマーク。結果、ウェストウッドが首位に立ち、2010年に2位で終えた「マスターズ」以来となる、メジャー大会の決勝ラウンドへと駒を進めた。
ウェストウッドは勝てばメジャー初勝利。タイガーは15度目のメジャータイトルで、2008年にトーレパインズで開催された「全米オープン」以来のメジャー大会優勝となる。
- アダムスコット選手、スペシャルコンテンツ公開中!
- 「ユニクロのウェアは、コースでも常に快適でした。」アダム・スコット選手が認めたウェアを、あなたに。 全英オープンゴルフでの着用予定アイテムや、ザ・メモリアルトーナメント、全米オープンでのスタイリングをご紹介。 汗をすばやく乾燥させるドライ機能商品から少し肌寒い時に重宝するニットやダウンベストまで、ユニクロのウェアがあなたのゴルフを快適にします。