感情と、自らのゲームをコントロールするタイガー・ウッズ
ゴルフ界でもドライバーチェックが必要?!
メジャーリーグ野球でサミー・ソーサがコルク入りの不正バットを使用していた事件以来、アメリカ国内ではプロスポーツ界における道具の不正に厳しいチェックが必要だとの意見が広まっている。ゴルフも例外ではない。米ツアーのコミッショナーからはすでにドライバーの抜き打ち検査を行うという案が出されているが、タイガーは抜き打ちではなく全員が受けるべきだと語っている。
-「ドライバーの抜き打ち検査には賛成ですか?」
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タイガー・ウッズ
「いいえ、抜き打ちではなく全員が受けるべきです。毎日最初のティーオフで検査を受けるべきです。すでにコミッショナーには助言させてもらいました」
-「その理由には、COR規定を超えた不正のドライバーを使用しているプレーヤーがいるとお考えだからですか?」
タイガー・ウッズ
「・・・(静かにうなずく)」
このリストの上位陣が疑わしいということでは一切ないが、第103回「全米オープン」での飛ばし屋たちは次のとおり。
◇ドライバー飛距離データ
1位:325.6ヤード=トリップ・キーニー(アマチュア)
2位:315.9ヤード=ダレン・クラーク
3位:309.5ヤード=ケリー・ペリー
4位:308.6ヤード=ニコラス・ファスト
5位:308.4ヤード=ジョナサン・バード
6位:308.1ヤード=ビジェイ・シン
ちなみにジム・フューリックは295ヤードで25位。一方フェアウェイキープ率ではジム・フューリックは70%で2位となっている。またフェアウェイキープ率の上位陣がそのまま試合の上位陣に重なっていることから、今回の勝因がまさにフェアウェイキープだったことが判る結果となった。
◇フェアウェイキープ率
1位:73%=ニック・プライス
2位:70%=ジム・フューリック
3位:68%=ブラント・ジョーブ
3位:68%=ブケニー・ペリー
3位:68%=トム・バイラム
6位:66%=ベルンハルト・ランガー
7位:64%=スティーブン・リーニー、他