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GDO編集部が選ぶ 2011年海外男子ツアー10大ニュース

タイガー・ウッズ全盛の時代が終わり、転換期を迎えている海外男子ツアー。その中で2011年は、ルーク・ドナルドの欧米両ツアーのW賞金王、ロリー・マキロイの台頭など、新たな潮流が生まれたシーズンとなりました。そして、マスターズでの日本勢の活躍。今シーズンGDOが配信した全ての記事をもとに、編集部が2011年海外男子ツアーの10大ニュースを選出しました。歴史が大きく動いた激動の1年を振り返ります!

■ ■■ 第1位 ■■■

ローアマの松山、感動のスタンディングオベーション
日本人として初めて「マスターズ」の舞台を踏んだ松山英樹が、とんでもない快挙を成し遂げました。5人が出場したアマチュア勢でただ1人予選突破を果たし、ローアマチュアのタイトルを確定。最終日を終えて通算1アンダーの27位タイという堂々たる成績で、マスターズの表彰式でシルバーカップを手にしました。松山選手、感動をありがとう!

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■ ■■ 第2位 ■■■

L.ドナルドが前人未到の快挙、W賞金王を戴冠!
10月に米国ツアー賞金王を決めていたルーク・ドナルドが、12月の欧州ツアー最終戦を3位で終え欧州ツアー賞金王も確定させ、前人未踏となる欧米両ツアー賞金王という快挙。5月から君臨する世界ランキングNo.1の称号に相応しい実績を残し、ゴルフ界の歴史にその名を刻みました。

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■ ■■ 第3位 ■■■

S.バレステロスが54歳で死去
メジャー5勝を誇るゴルフ界のスーパースター、セベ・バレステロス氏が5月7日に死去。08年に脳腫瘍を発症し、以降は4度に渡る手術を行うなど長く闘病生活を続けてきましたが、54歳とあまりに早過ぎる訃報に、親交の深かった中嶋常幸青木功らは声を詰まらせ悲しみに暮れました。

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■ ■■ 第4位 ■■■

R.マキロイがメジャー初制覇! 石川30位、久保谷68位
ロリー・マキロイが“次世代のスター候補”から、ゴルフ界を代表する“スター”への脱皮を迎えた瞬間でした。「全米オープン」初日に3打差をつけて単独首位に立つと、以降もスコアを伸ばし続ける一人旅。2位に8打差をつける通算16アンダー、268ストロークをマークし、大会史上最多アンダーパーと最少ストロークを更新する記録的な圧勝。輝かしい前途を確信させる、新時代の幕開けとなりました。

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■ ■■ 第5位 ■■■

遼「はるかに前進した」 充実の20位フィニッシュ
「マスターズ」3度目の挑戦にして、石川遼が初の予選突破。翌年の出場権を得る16位タイには惜しくも1打及びませんでしたが、20位タイで終えたその表情は充実感で満ちていました。しかし、それは一時的なもの。石川がホールアウトした最終18番に隣り合う9番グリーンには、優勝争いを演じるタイガー・ウッズの姿が。「あと2時間スタートが遅ければ、僕が9番ホールにいたはず。来年はそれを目指します」。その目は、早くも翌年の戦いを見据えていました。

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■ ■■ 第6位 ■■■

ジャンボ尾崎が式典で表彰、直道が出席/ゴルフ世界殿堂
国内通算94勝という華々しい功績が認められ、尾崎将司が日本人としては樋口久子青木功岡本綾子に次いで4人目となるゴルフ世界殿堂入りを果たしました。殿堂入り内定の公示を受けて催された記者会見場には、石川遼池田勇太が駆けつけて尾崎の快挙を祝福。「絶対に呼ぶなよ、って行っておいたんだけどな。でも、嬉しいものだな」。照れながらも、優しげな笑顔を浮かべていたのが印象的でした。

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■ ■■ 第7位 ■■■

松山英樹が2年連続でマスターズへ!/アジアアマチュア選手権 最終日
10月にシンガポールで開催された「アジアアマチュア選手権」で松山英樹が連覇を果たし、優勝者に与えられる2012年「マスターズ」出場権を手に。アマチュアの松山にとっては、この大会が「マスターズ」出場権を掴む唯一のチャンス。狙いを定めた大会を確実に制する勝負強さに、改めて大物ぶりを実感させてくれました。

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■ ■■ 第8位 ■■■

池田勇太が「全英」に続き、日本勢唯一の決勝ラウンド進出
海外メジャー「全英オープン」、「全米プロゴルフ選手権」で日本勢が不調に終わる中、池田勇太がいずれも日本勢唯一となる予選突破を果たしました。海外でも安定した成績を残せる池田のステディなプレースタイルと強心臓は、日本で応援するファンにとって心強い限りです。

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■ ■■ 第9位 ■■■

T.ウッズが73勝のキャディと決別
12年間に渡りタイガー・ウッズをサポートし、名物キャディとして人気を博してきたスティーブ・ウィリアムズ。7月に発表されたコンビ解消のニュースには、国内外を問わず大きな関心が寄せられました。時がたつにつれて、因縁めいた内容ばかりが先行してしまったのはちょっぴり残念でしたね。

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■ ■■ 第10位 ■■■

2015年の「ザ・プレジデンツカップ」は韓国 アジアで初開催
ゴルフ界における韓国のポジションの高さを改めて実感する発表でした。2年に1度開催される「プレジデンツカップ」で、次の世界選抜ホーム開催となる2015年大会の舞台に選ばれたのは韓国。アジア初開催となる記念すべき一戦、望むべくは日本開催でしたが・・・。実際に今年の大会のメンバーを見ても、韓国勢3人に対して日本勢は石川遼ただ1人。「後輩たちが育って、いつか日本がプレジデンツカップを背負ってくれるようになればいい」(石川)。日本のゴルフファン全ての願いです。

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