メダリストというみごとな成績で全米オープンの1次予選を突破したミッシェル・ウィ 。今週開催のPGAツアー「バンク・オブ・アメリカ・コロニアル」の会場でもこの話題で持ちきり。3年前に、このコロニアルに出場し注目をさらったアニカ・ソレンスタム 以来の話題となっている。

ケニー・ペリー
「ミッシェルは尊敬すべきゴルファーですよ。私も見たことありますが、見とれるくらいきれいなスイングをします。常にメディアに追いかけられ、プレッシャーもかなりのものだと思いますが、まだ若いですからね。これから成長し自信をつけ、メディアに今ほど騒がれなくなったら、全米オープン出場も可能でしょうね」

チャーリー・ホフマン
「ミッシェルと同じ年齢であれだけ活躍していたのは、タイガーくらいでしょう。大人の男性も顔負けのプレーをしているミッシェルには是非全米オープンに出て欲しいですね」

ロリー・サバティーニ
「ますます実力を証明していますよね。ミッシェルはまだ16歳ですが、ものすごい速さで成長しています。頑張って全米オープンの2次予選も突破して欲しいと思います。そうなったら、本人はもちろんゴルフ界にとっても素晴らしいことですよ」

ベン・クレンショー
「ミッシェルには、どんどんいろいろなことを吸収して欲しいと思いますね。ちゃんとシステムにのっとって、全米オープンに出場しようとしているわけですし、怖いもの知らずな点が何よりうらやましいですね」

ミッシェル・ウィは来月36ホールの最終予選に臨むが、無事突破して全米オープン出場を果たす可能性は高いと評価されている。2次予選では140人の選手が、20から25席前後を争うことになる。舞台となるカヌーブルックは2コースが使用され、ノースは7,000ヤード強、サウスは6,600ヤードとそれほど距離はないだけに、ミッシェルにとってチャンスだという声が多い。