今田竜二、フォーティーンと用具契約を締結
R.サバティーニとA.オーバーホルザーがマスターズ出場権を獲得/男子ランキング
◎USPGAツアー賞金ランキング
最終日多くの選手がスコアを落とす中、トップでスタートしたスティーブン・エイムス(カナダ)がスコアを伸ばし、最終日5アンダー「67」を記録、通算14アンダーで優勝を飾った。賞金総額800万ドルと高額な大会となった「プレーヤース選手権」の優勝賞金は144万ドル。賞金だけでなく、5年間のシード権ほか3年間のマスターズ出場権も獲得している。賞金ランキングは67位から6位まで急上昇。今季の獲得賞金は172万ドルを超えてきている。6打差の8アンダー、単独2位で終わったレティーフ・グーセン(南アフリカ)。グーセンも52位から12位まで賞金ランキングの順位を上げた。
今週終えた時点で賞金ランキング10位以内での選手に来週の「マスターズ」への出場権が与えられるのだが、この資格で新しく出場権を得たのはトップを走るローリー・サバティーニ(南アフリカ)と9位のアロン・オーバーホルザー。「プレーヤース選手権」で3位タイと健闘を見せたカミロ・ビジェガス(コロンビア)は38万4000ドルの賞金を加算したが、11位までしか順位は上がらず出場権は得ることができなかった。またアリゾナ州で行われた「FBRオープン」で優勝を飾っているJ.B.ホームスも11位から15位にランクを落とし出場権を逃がしている。
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日本勢は丸山茂樹、田中秀道、今田竜二、片山晋呉の4人が参戦となったが、唯一予選を通過し4日間プレーできたのは片山のみ。片山は「70-73-77-81」と、週末スコアを落としてしまい70位で競技を終了。今田は1打足らずの予選落ち。田中は「75-77」と通算8オーバーで終了。丸山は第1ラウンドを78で終えた後、棄権している。
今季のツアーメンバーとなる日本勢4人のランキングは下記の通り
選手名/先週の試合/賞金ランキング
今田竜二/予選落ち(1オーバー)/85位(3ダウン)
丸山茂樹/途中棄権(6オーバー)/114位(2ダウン)
丸山大輔/出場せず/183位(2ダウン)
田中秀道/予選落ち(8オーバー)/184位(2ダウン)
◎世界ランキング
「プレーヤース選手権」で優勝を飾ったS.エイムスは世界ランキング80点を獲得64位から27位まで順位を上げてきている。2位フィニッシュだったR.グーセンの世界3位ランクは変わらず。上位ではヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が16位から12位に上昇している。70位タイに終わった片山は世界ランクポイントを稼ぐことができず順位を下げている。そのほか日本人選手も同様に下降気味となっている。
選手名/先週の試合/世界ランキング
片山晋呉/70位(ポイントなし)/50位(3ダウン)
丸山茂樹/途中棄権(ポイントなし)/63位(5ダウン)
今田竜二/予選落ち(ポイントなし)/192位(11ダウン)
丸山大輔/出場せず(ポイントなし)/224位(2アップ)
田中秀道/予選落ち(ポイントなし)/249位(4ダウン)
◎ライダーカップチーム変動
・米国ランキング
自動選出となる上位10名は変わらず。3位タイで終わったジム・フューリックが130ポイントを獲得し、前週の6位から5位に上昇。予選ラウンドを一緒に回ったデービス・ラブIIIは「65-83」で予選落ちとなり5位から6位にランクダウン。キャプテンのトム・レーマンは最終日12位スタートでポイントを稼ぐチャンスだったが、最終日78とスコアを落としてしまい27位で終了、ポイントを稼げずライダーカップ選出順位は11位のまま変わらず。フューリックと同じ3位タイとなったパット・ペレツが36位から18位に順位を上げてきている。
・欧州ランキング
H.ステンソンが「プレーヤース選手権」で3位タイフィニッシュとなり、ワールドポイント23点を加算し、トップをキープしている。最終日に「78」とスコアを落とし14位で終えたセルヒオ・ガルシア(スペイン)がランク2位。単独7位で終えたホセ・マリア・オラサバル(スペイン)が、6位から4位に順位を上げてきている。先週、欧州マデイラ島で行われた試合で久々のツアー優勝を飾ったジャン・バンデベルデ(フランス)は欧州ポイントリストで28位まで順位を上げてきている。