フォーティーンとの用具契約を発表した今田竜二。米国PGAツアーではアージュン・アトワルとチャド・コリンズに続き3人目となる

米国男子ツアー通算1勝の今田竜二が10日（火）、12日からハワイで開幕する米国男子ツアー第2戦「ソニーオープンinハワイ」のコース近郊のホテルで会見を開き、フォーティーンとの用具使用契約の締結を発表した。

期間は2012年1月から3年間。今週より今田は、同社製のキャップ、キャディバッグ、ヘッドカバー、パラソルを使用。クラブに関してはウエッジのみの契約となる。

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飛距離では海外勢にハンデを負う今田にとって、ショートゲームはスコアメイクの生命線。「僕の長所はショートゲーム」と自身も認めるツアー屈指のテクニシャンはしかし、2010年から施行された溝規制により、「前みたいなスピン量のアプローチを打てなくなってしまった」と苦しむ時期が続いた。

その打開として至った今回の契約。「ウエッジをいろいろと試して、フォーティーンが合っていた。旧溝と同じ感覚で打てる」。現時点ではサンドウエッジ1本の契約だが、今田は他の2本のウエッジも同社製を使用予定。さらに、アイアンも同社製の最新モデルを試している段階だという。（ハワイ州ホノルル／塚田達也）