PGAトップが“選手追放”に言及「私がやったこと」/渋野日向子の復活劇
2022/06/14 17:00
新リーグの発足により、注目されるPGAツアーの厳正な対処。コミッショナーのジェイ・モナハン氏が一連の対応について言及しました。米ツアーに参戦している渋野日向子選手は「試合に対する向き合い方」を変えたことで、調子は上向きのようです。そのほか注目ニュースをギュッとまとめてお届けします。
PICK UP NEWS
「一打一打に向き合った結果」 渋野日向子は17位でフィニッシュ
3戦連続の予選落ちから復活劇を見せてくれました。試合に対する向き合い方が変わったという渋野日向子選手は風が強まった最終日、調子が上向きになったショットで45位から17位にジャンプアップ! 3日間での手応えは次戦につながることでしょう。
逆転Vの山下美夢有 地元関西で「テンション」アップ
大阪府出身の山下美夢有選手が逆転優勝を決め、喜びを爆発させました。家族や高校の同級生が見守る中、手にしたトロフィーに喜びもひとしおだったようです。「もっともっと優勝を目指していきたい」。プロ3年目の20歳は力強く前を向きます。
池村寛世は“属性同じ”パートナーと2勝 同世代には負けられない
通算23アンダーで初日から首位を守る完全優勝を遂げた池村寛世選手。サツマイモ農家に生まれた26歳は、キャディを務めた坂口琴音さんと喜びを分かち合いました。転戦生活での楽しみは「神社仏閣巡り」。試合会場となった福岡県では竈門神社に行ったそうです。
「残念な1週間だった」PGAコミッショナーが追放した選手らに言及
PGAツアーは、新リーグに参戦したフィル・ミケルソン選手ら17人の出場権停止を公表しました。衝撃的な発表に業界内では、「規則を破れば当然」と支持する選手がいる一方、「自分が戦う場所を選ぶのは自由」と“リブ”参加選手に理解を示す声も。波乱を巻き起こしている騒動について、PGAコミッショナーが強固な意志をあらわにしました。
LAST WEEK NEWS
国内女子:宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント
「全米女子オープン」から帰国後、すぐに国内ツアーに復帰した小祝さくら選手。大会初日の夜にコース近くの定食屋さんを訪れた際、その味に感動して「将来こういうお店をやってみたい」と思ったそう。昔はレジ打ちをすることが夢だったようですが、高校生の時のアルバイトで実際に経験したところ、「思ってたのと違って嫌になっちゃいました」。“らしい”コメントで周囲を笑わせていました。(内山)
国内男子:ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント
7日に44歳になった小田孔明選手の実家は会場から自動車で15分ほど。故郷での新規大会がうれしそうです。開幕前日のイベントで、地元の小中学生を前に若かりし頃を振り返りました。「父が厳しく、プロゴルファーになるために学校から帰って毎日、腹筋300回、腕立て300回、スクワット300回、素振り300回をやらないと怒られていました!」とガハハッと大笑い。孔明選手…、子どもたちがヒイています…。(桂川)
米国女子:ショップライトLPGAクラシックby Acer
最終日に畑岡奈紗選手と同組で回ったブリタニー・リンシコム選手は、二人目のお子さんを妊娠中で優勝争いを演じました。ラウンド中もときどきふっくらしたお腹を撫でている姿が印象的。「家にいると時間が経つのが遅く感じるから…」と試合に出続けているそうですが、さすがツアー8勝の実力者はタフですね。18番のプレーを終えると一人目のお子さんがグリーンに上がって来て、一緒にトップ10入りをお祝いしていました。(谷口)
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Edited by : 武田涼花
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