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2002新人王は宮里聖志と高橋美保子

6日、都内ホテルで日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)主催の懇親会が行われた。毎年この会では、前年度トーナメントで最も活躍した新人選手の発表が行われる。その2002年度「GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー」に選出されたのは、男子が宮里聖志、そして女子は高橋美保子

男子はツアープレーヤーに転向してから、女子はプロテスト合格後。それぞれ最長で3シーズン以内を経た者で、かつその年度の獲得賞金額上位者の中から、人格面ならびにマナー、エチケット、将来性を加味し選考される。1998年から始まった賞で、第1回は小山内護と坂上晴美。そして、前年度第4回は近藤智弘山口裕子が受賞している。

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2002年の宮里は、ミズノオープンで2位に入り、全英オープンに出場を果たした。6試合でトップ10に入り、賞金ランキングは27位。大きく飛躍した年だった。当日は海外でトレーニング中だったため、父親でコーチの優さんが会場に駆けつけた。「とても素晴らしい賞を頂き、この盛大な表彰式の様子を息子に報告したい。昨年は年間で27位になたが、今シーズンは最終戦に出場するためにも20位以内を目標に考えています。また、弟の優作もツアーに出場しますので、互いに切磋琢磨しながら上位を狙ってもらいたい」

女子で選出された高橋は、アピタ・サークルK・サンクスレディスでツアー初優勝を達成。さらに、高校時代を過ごした宮城県で行われたミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでも優勝を果たし賞金ランキングは9位。「このような賞を頂き大変嬉しいです。これからも努力を重ねもっと勝てるような選手になりたい。このオフはオーストラリアで合宿を行いました」と言う高橋には、今シーズンも活躍が期待される。

日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)とは
ゴルフトーナメントの振興・発展を目的として、1991年3月に設立。トーナメント主催者、テレビ局、新聞社、雑誌社、運営会社、広告代理店など119社が加盟。トーナメント界への提案や各種調査・研究など多様な分野で積極的な活動を展開する社団法人。

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