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「杉原輝雄 お別れの会」にAONらが参列

前立腺がんのため昨年12月に逝去したプロゴルファー、杉原輝雄氏(享年74歳)の「お別れの会」が13日(月)、大阪市内のホテルで行われた。日本プロゴルフ協会(PGA)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)および選手会が合同で主催。328人が訪れた一般献花に先立って開かれた式典には、プロゴルファーを含め696人の関係者が参列し、亡き“ゴルフ界のドン”をしのんだ。

式典では杉原さんが亡くなったため6人となった男子の永久シード選手、青木功尾崎将司中嶋常幸倉本昌弘尾崎直道片山晋呉が列席した。代表で弔辞を読み上げた青木は、1976年に優勝した「東海クラシック」での名勝負を一番の思い出に挙げた。

同試合で、予選ラウンドを終えて最下位だった青木は、決勝ラウンドでスコアを伸ばし、72ホールを終えて内田繁、そして杉原とともにトップタイで並んだ。三好カントリー倶楽部西コースの名物ホール、16番(パー3)で行われたプレーオフを制し「(杉原の)あの気迫はすごかった。あそこから俺のゴルフ人生は始まったと思う」と当時を振り返り、感謝の念を示しながら「天国で島田幸ちゃん(故島田幸作氏)とゴルフ場作っといてくれよ」と言葉を投げかけた。

また、選手会の会長に復帰した倉本も弔辞で「杉原さんの偉業のひとつはその“目力”にあります。鋭いまなざしには不屈の精神力と勝負に対するこだわりがみなぎっており、どんなに大きな外国人選手をも、たじろがせる迫力がありました。しかしニコッと笑った瞬間に、少年のような澄んだまなざしに変わり周囲を魅了しました」と述べ、選手を代表して敬意を表した。

場内には獲得した数々のトロフィー、カップ、メダルのほか、愛用したクラブ、当時を振り返る写真の数々を展示。参列者は、目を細めながら静かにその功績を称えた。

喪主を務めた息子の杉原敏一は「(父は)生前、『葬式も家族3人でやれ、お別れ会もやらなくていい』と言っていたが、昔の怖いときの写真(遺影)が、今日は優しく見えたので喜んでいるのかなと思う」と話し、「親父がやってきたことを引き継ぎたい。諦めないこと、不言実行だったこと。何も言わず、ゴルフにも病気にも立ち向かっていた」と現役を貫いた生涯をねぎらった。(大阪府大阪市/桂川洋一)

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