2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス

松山英樹が意地のバーディ締めに右こぶしを突き出した 腰痛を抱えながらの戦いも「関係ない」

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 初日 松山英樹
松山英樹は最終18番でのバーディ締めに右こぶしを握った

◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 初日(8日)◇横浜CC(神奈川)◇7322yd(パー71)◇晴れ

最終18番の第2打地点で、松山英樹はボールの行方を追いながらつぶやいた。「GO」――。フェアウェイ左の2つのバンカーに挟まれたラフ。傾斜が混じる複雑なライから、打ち上げのグリーンを目指した一打はピン右12mに乗った。このスライスラインのロングパットを沈めて右こぶしを突き出すと、平日にもかかわらずグリーンをぐるりと囲んだ大ギャラリーから歓声を浴びた。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 初日 松山英樹
平日にもかかわらず大ギャラリーを引き連れた

6バーディ、2ボギー「67」で12位発進。「バーディを獲る頭はなかったけれど、“強く打ったら入るかな~”みたいに思っていたら入ってくれました」。万全とは言えない体調の中での18ホール。「悪くなかったと思います」と納得の表情で初日を滑り出した。

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序盤4ホールで3バーディを奪う快調な滑り出し

出だしは快調だった。1番でフェアウェイから2.5mに寄せてバーディ発進すると、3番(パー3)ではグリーン右エッジからパターで4mをねじ込んでスコアを伸ばす。パー5の4番では5Wでピン手前4mに乗せるイーグル逃しのバーディ。ところが、中盤は苦しい時間帯が続く。1Wでのティショットを右林に曲げた5番でボギーを叩くと、8番では3パットのボギーを喫して後退を強いられた。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 初日 松山英樹
苦しい中盤を乗り越えて

それでも、悪い流れを引き戻す地力は健在だった。「フォア!」の声とともにティショットを左に曲げた12番での第2打は、目の前の木を越す高い弾道で上の段に切られたピン右1.5mにつける会心の一打で「うまくいきました」と振り返った。終盤には、上位に踏みとどまる粘りも見せた。16番(パー3)ではグリーン左から40yd近いバンカーショットを寄せ、17番ではグリーン右バンカーからOKに寄せて粘り強くパーセーブ。これが最後のバーディにつながった。「最後の3ホールはすごく大きかった」。そう小さくうなずいた。

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今季初、そして母国で5年ぶりの勝利へ

開幕前日(7日)のプロアマ戦は、腰痛を理由に途中棄権した。2週前の「プレジデンツカップ」に7大会連続で世界選抜の一員として出場しているが、その前週にぎっくり腰のような症状に見舞われていたという。この日も「昨日よりマシ」という程度。ラウンド中も腰を気にするしぐさを何度も見せた。それでも、「試合に出ている以上は関係ない」と戦い抜いた。千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野CCで行われた前身の2021年「ZOZOチャンピオンシップ」以来、5年ぶりの母国での勝利を目指して戦う姿勢に揺るぎはない。 (横浜市保土ヶ谷区/中村文香)

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