2026年 スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント

「久しぶりにゴルフが楽しかった」 堀琴音はTOTO出場をあきらめない

2026年 スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 初日 堀琴音
堀琴音が3打差5位で滑り出した

◇国内女子◇スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 初日(9日)◇東名CC(静岡)◇6530yd(パー72)◇晴れ(観衆2280人)

4アンダーでホールアウトした堀琴音の表情は、いつも以上に明るかった。「久しぶりにゴルフ楽しかったなと思いました」。この日は4バーディ、ボギーなしの「68」をマーク。予選落ちが続き苦しんだシーズン前半戦から一転、自然と笑みがこぼれた。

前半8番(パー5)はグリーン手前のバンカーから1.5mにつけてバーディ。折り返した10番(パー3)では1.5m、11番(パー5)も残り約100ydから50度のウェッジで1mにつけ、連続でスコアを伸ばした。「きょう“ウェッジ持ったかな”って感じるくらい、ショットがすごく安定していた」。パーオン率94.4%(17/18)と高精度を誇った一日に、大きな手応えを感じた。

2026年 スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 初日 堀琴音
苦戦続きだった前半戦から復調

調子の上向きを実感し始めたのは、ここ1カ月ほどだという。4試合連続の予選落ちなどもあった前半戦は、特にショットの曲がりに悩んだ。「前半戦は何をやってもダメだった。どうしたらいいんだろうって、ちょっと路頭に迷ったところはあった」

流れを変えようと、クラブの動きだけでなく、体の使い方にも目を向けた。アドレス時の重心位置を見直し、ウォーミングアップでは上半身をより大きく動かすことを意識。「30歳になって、手先だけではできないものがあるなと思ってきたし、それを実感した前半戦だった」。9月「ゴルフ5レディス」以降の4試合は予選落ちがなく、トップ20入り3回。試行錯誤を続けるうち、成績も安定してきた。

2026年 スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 初日 堀琴音
「TOTOジャパンクラシック」に出たい!

状態が上がれば、自然と目線も高くなる。現在ポイントランキングは53位で、来季シードが与えられる50位以内は目前。昨年「日本女子オープン」優勝による3年間のシード権を保持するが、「もちろん(ランキングで)シード権は取りたい」と言い切る。

さらに、もう一つ上の目標もある。次週「富士通レディース」終了時点のランキング上位35人に出場資格が与えられる、11月5日開幕の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」(茨城・太平洋クラブ 美野里コース)だ。「絶対無理だろって思われるんですけど、TOTOもまだ頑張りたいと思っている。あと2試合と厳しいんですけど、そこを目指してまだやっている」。3年連続となる大舞台へ、あきらめるにはまだ早い。(静岡県裾野市/安平賢太郎)

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