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4年後・・・リオ五輪とゴルファーの旬

世界中のスポーツの話題はロンドン五輪に集中。男子ゴルフは今週の「WGCブリヂストンインビテーショナル」、次週のメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」とビッグトーナメントが続くが、どちらも例年に比べて注目度が低下してしまうのも、致し方ないと言ったところだろうか。

しかしながら周知の通り、ゴルフは五輪競技として次回の2016年リオデジャネイロ大会から112年ぶりに正式種目に復帰する。ゴルフは男女ともに毎年のメジャータイトルをかけた戦いで、その都度“世界一”の称号が争われてきたが、4年に一度のオリンピックメダルという新しい価値観がゴルファーの間に生まれることになる。

先のことは分からない。少なくとも16年大会で、2度目の五輪出場を果たす選手はいないわけで、ピンと来ていないゴルファーも多いはず。けれど、早くもその舞台に胸を躍らせているプレーヤーがいるのも事実。インドの名選手ジーブ・ミルカ・シンはその一人だ。

シンの実父、“サルダル”・ミルカ・シンは元陸上選手で、過去3度インド代表選手としてオリンピックに出場したランナーだった。フライング・シークと呼ばれたアジアを牽引したスプリンターは、1960年のロンドン大会では、男子400メートル走で写真判定の結果、惜しくも4位となり、同国初の陸上でのメダル獲得はならなかった(上位4人の選手はそれまでの世界記録を更新するタイムだったのだが)。

日本ツアー4勝のほか、世界中を転戦して勝利を重ねてきたジーブ。少年時代、その偉大な父が趣味でゴルフをプレーしていたことが、のちに国を代表するプロになるきっかけだった。10代の頃に両親を紛争で亡くし、のちに五輪戦士となったその父は現在82歳。ゴルファー・シンの大きな目には、そのオリンピックという夢がはっきりと映る。「父にはその時まで元気でいて欲しいと思う。それ(リオ五輪出場)が最高の贈り物の一つになるんだ」

そのシンは今年12月に41歳となる。2016年夏は44歳まで年を重ねる。しかしこう言う。「40歳を迎えて、新しいゴルフ人生に入ったような気がするし、この(良い)状態が、これからずっと続けられそうに思うんだ。トム・ワトソンもグレッグ(・ノーマン)も、ビジェイ(・シン)だってそうだろう。ケニー・ペリーもずっといいプレーをしている。だから私は公平にチャンスがあると思う」

4年後の代表選手・・・と想像すると、どうしても現在20代のような若いプレーヤーの将来を期待してしまいがち。けれど、ジーブが言うように、実際に2009年の「全英オープン」のように当時59歳のワトソンが、9度目のメジャータイトルにあと一歩に迫った実例もある。プレーヤーの年齢層の幅広さも他のスポーツからすれば稀なゴルフの魅力。それをアピールするのにも、オリンピックは格好の場となるはずだ。やはり今はまだ、16年の勢力図は分からない。(米オハイオ州アクロン/桂川洋一)

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桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

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