2026年 富士通レディース

過去22勝のうち15勝が逃げ切り 鈴木愛が必勝パターンで待望の今季初Vへ

2026年 富士通レディース 3日目 鈴木愛
待望の今季初優勝へ。鈴木愛が首位で最終日に入る

◇国内女子◇富士通レディース 3日目(17日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉)◇6717yd(パー72)◇晴れ(観衆3333人)

2014年から積み上げてきた通算22勝のうち、未勝利に終わったのは15年、22年の2シーズンのみ。「ことしゼロ勝で終わりたくないので、ひとつでも勝って終わりたい」と話す鈴木愛にとって、絶好のチャンスが巡ってきた。

強まった風とシビアなピン位置によりスコアが伸び悩むコースコンディションで、3位から4バーディ、1ボギーの「69」をマーク。通算12アンダーでイ・ミニョン(韓国)と首位に並び、今季初優勝に前進して最終日に向かう。

2026年 富士通レディース 3日目 鈴木愛
持ち味のパットはシーズンを通して好調を維持

今季は左へのショットミスに悩み、なかなか解消できない週が続いたという。ミスのリスクを減らすため「ピンを狙わないゴルフ」を強いられてきたが、今週に入り「ようやく左へのミスが軽減されてきた」ことがうれしい。強みであるパットともかみ合い始め、今週の好スコアにつなげている。

復調のきっかけは、インスタグラムで研究した元世界ランキング1位、コ・ジンヨン(韓国)のスイング動画。「ドローヒッターなのにストレート目で(ヘッドの)軌道が入ってくる。どうやってドローを打っているんだろう?」と感じて参考にしてみた。大きなスイングチェンジではなく「感覚的なものなので言葉にするのは難しい」という細かな部分だそうだが、「それがハマった」と表情は明るい。

2026年 富士通レディース 3日目 鈴木愛
ショットの復調を実感

「勝つときは逃げ切りの方が多い」という鈴木にとって、首位で最終日を迎えられることも大きい。「どっちかと言えば、伸び伸び自分のゴルフをするのが好きなので。首位に立ったほうがいいと思っています」。その言葉通り、過去22勝のうち逃げ切りは15勝。得意の展開に持ち込み、シーズン終盤戦で待望の今季初勝利を目指す。(千葉市緑区/塚田達也)

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