史上最長14年ぶりブランクVへ今度こそ 木戸愛は36歳にしてバーディ増!
◇国内女子◇富士通レディース 3日目(17日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉)◇6717yd(パー72)◇晴れ(観衆3333人)
ツアー最長ブランク優勝が話題となるのは、もう何回目だろう。初優勝した2012年「サマンサタバサレディース」以来の2勝目を目指す木戸愛は、7打差21位から6バーディ、ボギーなしの「66」をマーク。この日のベストスコアで2打差の通算10アンダー5位に詰め寄り、14年88日ぶりのタイトルへ望みをつないだ。
この日はショートゲームがさえ渡った。「長いバーディパットが入ってくれたのが良いスコアにつながった」と、前半7番(パー5)で9m、8番(パー3)で12mをねじ込む。12番では右手前のガードバンカーから20ydの3打目を直接入れるビッグプレーも飛び出し、バーディ量産につなげてみせた。
平均バーディ数は今季31試合終了時点で「3.3478」と、キャリア最高ペースだ。通算バーディ数「308」は全体7位。この日の6バーディもフィールド1位に並び、ムービングデーの急浮上につなげてみせた。
プロ19年目、36歳になってバーディが増えた。「悪かった時期からはショットも良くなってきたし、ドライバーの距離(240.52yd=40位)が伸びたことも大きい。パットも良くなってきているので、そういう数字になっているのだと思います」と全体的な底上げを実感している。
14年前の初優勝後に2位は7回あるが、そのうち昨季に2回、今季が3回。待望の瞬間は確実に近づきつつある。9月上旬の「ゴルフ5レディス」は福田萌維とのプレーオフに持ち込みながら3ホール目で敗れた。「自分のゴルフをやり抜きたい。1つでも多くバーディを獲っていきたいです」。最終日の伸ばし合いも望むところ。こんどこそ、惜敗の流れを断ち切りたい。(千葉市緑区/塚田達也)