ネッドバンクゴルフチャレンジで一際存在感を放つローズ
2014年 ネッドバンクゴルフチャレンジ
期間:12/04〜12/07 場所:ゲーリー・プレーヤーCC(南アフリカ)
ネッドバンクでの更なる成功を熱望するカイマー
「全米オープン」王者のマーティン・カイマーは、2015年の「レース・トゥ・ドバイ」初戦となる今週の「ネッドバンクゴルフチャレンジ」へ向け、1週間の休暇による成果を上げたいと望んでいる。
ドイツ出身のカイマーは多忙な1年の影響を感じていると認めたものの、9日前の「DPワールドツアー選手権」最終日以来、一度もクラブを触っておらず、南アフリカはサンシティのゲーリー・プレーヤーCCで開催される賞金総額650万米ドルの大会で力強いパフォーマンスを示す準備は整ったと語った。
<< 下に続く >>
この大会がヨーロピアンツアーの国際スケジュールに組み込まれる1年前の2012年に大会王者となったカイマーは、輝かしい1年の幕開けを飾る上でそうしたポジティブな記憶を活かしたいと考えている。
「今年はとても長いシーズンだった。恐らくこれまでで最も長いシーズンだったね」と29歳のカイマー。彼は6月にパインハーストNo.2でメジャー2勝目を達成し、9月には欧州代表の一員として「ライダーカップ」制覇に貢献している。
「ドバイ(の『DPワールドツアー選手権』)からこの方、今朝、プロアマ前のウォームアップをするまで一度もゴルフボールを打っていなかったんだ」
「体力温存が優先なので、今週はそんなに練習しない予定なんだ。知っているゴルフコースだし、ここでは2012年に勝っているから、ポジティブな思い出がたくさんあるんだよ」
「これは重要な大会だし、2015年シーズンを良い形でスタートさせることができたらいいけれど、長かった1年の終わりでもあるから、楽しみたいとも思っている。ここの雰囲気を楽しみたいし、この国を楽しみたい。野生動物を見に行くのもいいね。僕の兄弟も来ていて、彼は南アフリカが初めてだから、そういうのも良いかもしれないね」
「木曜のラウンドが始まれば、コース上でくたくたになるなんていうことはないよ。大会が始まれば、モチベーションに問題はないんだ。勿論、しっかりプレーして勝ちたいと思っているよ」
「ここの後、もう一つ大会へ出場し、それからドイツへ帰って休暇を取るんだ。もう何年もドイツでクリスマスを過ごしていないから、本当に楽しみなんだ」
サンシティへはカイマーの他に、前回王者のトーマス・ビヨーン、ジェイミー・ドナルドソン、スティーブン・ギャラハー、そしてリー・ウェストウッドといった「ライダーカップ」のチームメイトたちが集結する。また、グレンイーグルスではポール・マッギンリー率いるチームで副キャプテンを務めたミゲル・アンヘル・ヒメネスも出場者リストに名を連ねている。
大会出場者は30人からなり、今年はヨーロピアンツアー、米PGAツアー、サンシャインツアー、アジアンツアー、日本ゴルフツアー、そしてオーストラレイジアPGAツアーのトッププレイヤーたちが出場する。更に、公式世界ゴルフランキングにおける南アフリカ人選手上位5名も今大会に出場する。
「ネッドバンクゴルフチャレンジ」はヨーロピアンツアーの国際スケジュールに組み込まれる前は、1981年以来毎年開催されてきた大会であり、歴代王者にはセベ・バレステロス、サー・ニック・ファルド、コリン・モンゴメリー、そしてアーニー・エルスといったそうそうたる顔ぶれが並んでいる。