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輝きを見せたビヨーンがサンシティで戴冠

サンシティで開催されたネッドバンクゴルフチャレンジ最終日は、息を呑む「65」というラウンドを披露したトーマス・ビヨーンが、同様にヘラクレスのような猛追ラウンドを見せたセルヒオ・ガルシアを退け優勝を飾った。

ゲーリー・プレーヤーCCのバック9を4アンダーで回ったデンマークのビヨーンは、その中で2つのイーグルを奪ってライバルたちを圧倒した。

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結果的にビヨーンは通算20アンダーまでスコアを伸ばし、同じく最終日を「65」でラウンドしたガルシア、そして前日まで首位に立っていたジェイミー・ドナルドソンをかわすことに成功した。

「これは生涯で最高の1日に匹敵するね」とビヨーン。

「初優勝は忘れられないものだし、ドバイでタイガー相手に4日間通して鍔競り合いをした挙げ句に果たした優勝も特別だったけれど、ここで、このレベルの出場選手たちの中で、こう言う形で優勝できたのだから、これに勝るものはないよ」

「今日は好スコアが必須で、あとはジェイミー次第というのは分かっていた。でも、結局はセルヒオがきたね。リーダーボードを見るたびに彼はバーディを積み重ねていたよ。今日の自分のプレーは誇りに思っているし、とても特別な日になったね」

日曜日を首位で迎えたのは、2日目に「66」、初日と3日目を「67」でラウンドし、首尾一貫した安定性のお手本となるプレーを見せてきたドナルドソンだった。

彼はアドバンテージを持って最終日をスタートする選手にふさわしい慎重な入り方をし、出だし4ホールを全てパーとした。5番と7番でバーディを奪ってわずかに弾みをつけたが、9番でボギーを叩いたことで、ガルシアと首位の座を分け合う展開となった。

アイアンショットが冴え渡ったスペインのガルシアは、のっけから連続バーディを奪うと、その後の3ホールはパーとした。5打差を追ってのスタートで序盤の勢いが優勝には必要条件。6番から怒濤の4連続バーディを奪って追撃のピッチを上げた。

その間、ビヨーンも好調を保ち、2番、6番、そして9番でバーディを奪って先行する2人のすぐ後ろにピッタリとつけていた。

そして後半に入るや否やビヨーンのプレーに火がつき、10番で見事なイーグルを奪って先行していた2人を追い越し一気に単独首位に躍り出た。その後の数ホールをパーとして首位の座を堅持したビヨーンは、一旦はガルシアに並ばれたものの、14番で再びイーグルを奪って単独首位に立った。

このビヨーンのプレーによりライダーカップを制した経験を持つガルシアの歯車は狂わされることとなり、16番でボギーを叩いて、その直前の連続バーディで得た勢いを自ら台無しにしてしまった。

この時点で3打差の首位に立ったベテランのビヨーンは、落ち着いてその後の2ホールをパーとして勝利を決定付けたため、最終ホールで叩いたボギーも大勢に影響は与えず、最終的にガルシアとドナルドソンに2打差をつけて優勝を飾った。

何とも残念な「70」で今週の大会を終えたドナルドソンは、後半に奪ったバーディは17番の1つに止まった。

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