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2015年 マスターズ
期間:04/09〜04/12 オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

欧州トッププロが明かす至高の「マスターズ」攻略法

マキロイはじめ選手がガイドするオーガスタGC

ついに開幕した今季メジャー初戦「マスターズ」の開催コース、オーガスタナショナルGCは世界最高のコースの一つとして知られている。ここに、その18ホール全貌と、憧れのグリーンジャケットに袖を通す上での手がかりが分かる“至高のコースガイド”をお届けしよう。

1番ホール ティーオリーブ 445ヤード パー4

グレーム・マクドウェル (北アイルランド)
オーガスタの1番ホールは、このコースで最も狡猾でタフなホールの一つだ。本当にタフなオープニングホールなんだ。ティショットは打ち上げで、285ヤードから290ヤードくらいのところにある右バンカーの左側をキープしなければならない。2打目はオーガスタでも指折りの難度といえる。グリーンへ向かって5番か6番、あるいはティショットが良ければ7番のアイアンで狙っていくことになる。ピンの位置が左前だと本当に難しくなるんだ。アイアンショットはグリーン中央を狙うべきで、4打で上がれれば御の字といえるホールだね。

2番ホール ピンクドッグウッド 575ヤード パー5

ルイ・ウーストハイゼン (南アフリカ)
ここではいつもティショットをドライバーで右から左へ曲げるように打って、バンカーを避けるようにしている。良い当たりが出ればランで稼げるので、2打目はアイアンでホールインさえ狙いに行けるんだ。ただ、真面目に言って、あの右側のバンカーもそこまで悪いスポットではないのだけど、あそこからアイアンで狙うとなると、狭い花道を伝ってホールを狙う形になる。もしピンの位置がタフだったり、風が吹いていたり、あるいは何かしっくり来ない場合は、グリーンの手前右側に刻むのも悪くない。このホールからラウンドの調子を上げて行くこともできるんだ。僕が2012年にアルバトロスを奪ったときのようにね。もし、グリーンの傾斜を利用してピンそば3メートル以内につけることができれば、十分にイーグルのチャンスがある。数年前、直接ホールインしたときは単にツキに恵まれただけなんだ。

3番ホール フラワーリングピーチ 350ヤード パー4

ルーク・ドナルド (イングランド)
短いパー4だから、ピンポジションによって、多くの選手は3番アイアンで左側にあるバンカー手前を狙うか、あるいはドライバーでそれを越えていくことになる。ここは右から左へとても傾斜のきついグリーンだ。ピンが右奥に切られている場合、多くの選手はティショットをドライバーで打って行くことになる。それ以外のピンポジションでは、ティショットをしっかりフェアウェイに置いてセカンドをウェッジか9番で打つ。このホールで難しいポイントは2打目の距離感。ここはバーディチャンスのあるホールの一つだと考えられているね。確かにバーディが狙える短いパー4だけど、トラブルに陥ることもあるよ。

4番ホール フラワーリングクラブアップル 240ヤード パー3

ゴンサロ・フェルナンデスカスターニョ (スペイン)
4番ホールはとても長いパー3で、特にバックティからプレーするときは長くなる。グリーンは前方にある大きなガードバンカーでしっかりと守られているけれど、ピンが右前に切られていない限り、(入れたとしても)そこまで悪い場所ではない。ここでは3番アイアンから5番ウッドのいずれかでグリーンを狙うことになる。グリーンに乗ればナイスショットと言える。オーガスタの他のホールと同じで、ピンの下側につけたいところだね。ただ、この距離でそれは少しばかり厳しい注文かもしれない。断言して言える、僕は4日間通してパーだったら満足だ。

5番ホール マグノリア 455ヤード パー4

ミゲル・アンヘル・ヒメネス (スペイン)
右から左へドッグレッグしている長いパー4だ。ティからはドローで右から左に傾斜しているフェアウェイの真ん中に行くよう集中して打たなければならない。風次第だが、グリーンへは5番から7番アイアンのいずれかで狙っていくことになる。ここは奥から手前に急傾斜しているグリーンで、セカンドは正確性が求められる。とても良いホールだが、最もタフなホールの一つでもある。

6番ホール ジュニパー 180ヤード パー3

ジェイミー・ドナルドソン (ウェールズ)
このパー3は2段グリーンになっている。グリーンの大半を占める低い段にピンがあるときは、比較的簡単なピンポジションと言えるね。右側の高い段だと、ターゲットが狭く、難度が上がり、その段に留めるのさえ難しくなる。端的にいうと、ピンが左側だと攻められるということだね。3打で上がれれば良しとすべきホールだ。僕の「マスターズ」における最高の思い出は、昨年、ピンが右側の高い段に切られたときに達成したホールインワン。あれは特別な瞬間だった。

7番ホール パンパス 450ヤード パー4

フランチェスコ・モリナリ (イタリア)
ここはこのコースで最もタイトなティショットが待っているタフなパー4だ。全般的にオーガスタはティショットには寛容なのだけど、ここのティショットはタイトだね。ほとんどの選手はドライバーか3番ウッドでティショットを打っている。とにかくフェアウェイキープが第一で、グリーンは広くみえるけれど奥行きがない。それだけに2打目は正確な距離感が求められる。グリーンは奥から手前へ下っているから、奥には外したくないね。フェアウェイをキープできればバーディチャンスだけど、ここではいとも簡単にトラブルに陥ることもあるんだ。

8番ホール イエロージャスミン 570ヤード パー5

マルティン・カイマー (ドイツ)
ここは打ち上げのホールで、ティショットをフェアウェイ左側に打っていくのが何を置いても重要だ。フェアウェイバンカーへ入れてしまうと、木がフェアウェイ中央へ垂れ下がっているので、レイアップすることさえ難しくなってしまう。ピンの位置によっては2打目でグリーンを狙いに行くこともできるけれど、ピンが右奥に切られていない限り、ミスするとしても、理想をいうと右手前に外したいね。レイアップする方がバーディの確率は高まると思う。パー5だからといって、ただでバーディがもらえるホールではないけれど、スコアアップを狙えるホールの一つであるのは間違いないね。

9番ホール カロライナチェリー 460ヤード パー4

マッテオ・マナッセロ (イタリア)
フェアウェイが左から右に傾斜しているので、とてもトリッキーなティショットですね。左側の良いライを確保するのがとても難しいです。ただし、その場所へ打って行きたいのでドライバーで打つ必要があります。右へ打ち出してしまうと、ボールは松林へと吸い込まれ、そうなると非常に難しくなりますね。フェアウェイを捉えるには低いフェードの小気味よいショットが必要となり、成功すれば、セカンドはロフトのあるクラブで打てます。通常、グリーンはとても硬いので2打目はロフトのあるクラブが必要なのです。ショートだけはさせたくないですね。グリーンに留まれば御の字です。グリーンはとても速く、特にカップを過ぎると速くなりますので、難しいパットが残ってしまう場合もあります。ここはトリッキーなホールですよ。

10番ホール カメリア 495ヤード パー4

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