「センキュー!ソーマッチ!」山下美夢有が“欧州女子ツアー初優勝” 今季ベスト“1日9アンダー”63で逃げ切る
◇欧州女子◇アラムコ韓国選手権 最終日(11日)◇ニューコリアCC(韓国)◇6285yd(パー72)
山下美夢有が欧州ツアーでも優勝をさらった。韓国開催の4日間競技を通算22アンダーで、2位のサラ・コウスコバ(チェコ)を3打差で振り切った。昨年優勝を飾ったメジャー「AIG女子オープン(全英女子)」は欧米両ツアーのポイント加算競技だったが、欧州単独開催大会は初制覇。元世界ランク1位のツェン・ヤニ(台湾)が16アンダー3位、世界ランク4位キム・ヒョージュ(韓国)が13アンダー7位だった。
山下は1ラウンドこそ5アンダー「67」で2位だったが、2Rは「68」で9アンダー首位に浮上、3Rも「68」で13アンダーと首位を守り、最終組で最終日を迎えた。1組前を3打差4位で出た欧州ツアーポイントランク13位のコウスコバが怒とうの「63」をマークしたが、山下も「63」。ボギーはなく、16番まで3つのパー5などで7バーディを奪い、最後のパー5だった17番でピン1.5mに2オンさせるイーグルで勝負を決めた。
U-NEXTで中継された18番グリーン横の優勝インタビューでは、通訳に質問を日本語に訳してもらってから、自分の答えは懸命の英語対応だった。笑顔の「センキュー!ソーマッチ!」から始まった後は「…エブリー・マイ・パット…ショット…ソー・グッド」とこの日の内容を語り、“自分のゴルフを信じて”と言いたかったのか「マイ・ラウンド…トラスト、トラスト…」とたどたどしく話すと、インタビュアーに「Oh! trust」と助け船を出してもらい、笑顔で締めくくった。
山下の今季米ツアーで3度、“1日8アンダー”で回っていたが“一日9アンダー”はシーズンベスト。米ツアー2勝(マイヤーLPGAクラシック、CPKC女子オープン)、日本ツアー1勝(日本女子プロ選手権)に続く今季4勝目で、世界主要ツアー通算19勝(日本14勝、米国4勝、欧州1勝)。次戦は米ツアーに戻り、15日開幕の「ビュイックLPGA上海」(中国・シェシャンGC)に出場する。