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セルヒオ・ガルシアがドバイで首位発進

「オメガドバイデザートクラシック」初日は、午前中の穏やかなコンディションを最大限に活かしたセルヒオ・ガルシアが1打差の首位発進を遂げた。

初日を見事7アンダーの「65」でラウンドし、首位に立ったスペインのガルシアの1打後方には、チリのフェリペ・アギラーと南アフリカのジョージ・クッツェーが続いており、風が強まった午後スタートの選手たちは苦戦を強いられる展開となった。

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5アンダーのグループには、イアン・ポールターを筆頭に、ニノ・ベルタシオナチョ・エルビラ、そしてデービッド・リプスキーが続いているが、メジャー14勝のタイガー・ウッズにとっては忘れたい一日となってしまった。

エミレーツGCで大勢のギャラリーを引き連れたウッズは初日に苦しみ、5オーバーの「77」。18番ではウェッジで打った3打目が池に捕まるなど、5ボギー、ノーバーディの散々な一日となった。

ガルシアにとって最後の欧州ツアー制覇は、2014年の「コマーシャルバンクカタールマスターズ」とデザートスイングでのことで、またしても彼は中東でのラウンドを我が庭のように楽しんでいる。

10番と12番でバーディを奪ったガルシアは、すばらしいティショットを放った17番でもバーディを奪うと、続くパー5の18番でもバーディを奪った。

ハーフターンして2番でもバーディを奪った37歳のガルシアは、パー5の3番で2打目をピンそば1.2メートルにつけるこの日一番のショットを放ち、イーグルを奪った。

ティショットがピンそばについた4番(パー3)でもスコアを伸ばすかに見えたガルシアだったが、ここは短いパットを外すも、続く5番でバーディを奪い、3打差の首位に立った。その後、8番でこの日唯一のボギーを叩いて、輝かしいラウンドに一点の曇りを残すこととなった。

「良いスタートの切り方だった。ソリッドな良いラウンドだったね」とガルシア。

「終盤の5、6ホールは少し厳しさが増したね。それだけに、良いスコアでまとめられて良かったよ。明日は厳しい一日になるようだけど、まあどうなるか様子見だね」。

「今日はポジティブな点がたくさんあったと思う。良いプレーができたし、そこここで良いショットや良いパットがあったね。だから全体的にとても満足しているんだ。打った全てのショットにしっかりとコミットすることができたと思う」。

「常に情熱を持って臨んでいるし、それを保つのは簡単なことだよ。好きなことをやって、僕らのように恵まれていて、それなりに上手にプレーできるのだから、最高だよね。だから情熱を維持するのが簡単なんだ」。

ボギー発進となったクッツェーは、3番、4番、8番、10番、13番、16番、そして17番とバーディを奪ってリカバリーを果たし、「66」をマークした。一方、ノーボギーでラウンドしたアギラーは、3番、4番、7番、11番、13番、そして16番でバーディを奪った。

出だしから4連続バーディと快調なスタートを切った米国のリプスキーは、その後の14ホールを3バーディ、2ボギーでラウンドした。

イングランドのポールター、イタリアのベルタシオ、そしてスペインのエルビラは、揃って6バーディ、1ボギーの「67」で初日をホールアウトした。

4アンダーのグループには、「68」をマークして錚々たるメンバーの仲間入りを果たしたドバイ在住のインド人、アマチュアで17歳のライアン・トーマスのほか、「全英オープン」王者のヘンリック・ステンソン、2010年「全米オープン」王者のグレーム・マクドウェル、スペインのホルヘ・カンピージョ、そしてニュージーランドのライアン・フォックスがつけている。

ディフェンディングチャンピオンのダニー・ウィレットは1アンダーの「71」で大会をスタート。

この日は6人の選手が、17番ティに到達した17時51分に日没サスペンデッドとなった。プレーを終えていない選手では、1アンダーのロバート・カールソンが最も上位につけている。

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