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ライオネスオープンの知っておくべきアラカルト

「ライオネスオープン」開幕を目前に控えた今、europeantour.comではこの大会について知っておくべき全ての情報を速射砲形式のガイドでお届けする。

2015年大会を振り返る

1年前は最終日をノーボギーでラウンドしたクリス・ウッドがダイアモンドCCで開催された「ライオネスオープン」を制し、ヨーロピアンツアー2勝目を挙げた。
イングランドのウッドはグレゴリー・ボーディを5打差で追う状況で最終日をスタートし、みごと「67」をマークして、2013年の「コマーシャルバンクカタールマスターズ」以来となるツアー優勝を果たした。正確無比のティショットと分析力の高いパットを武器に、ウッドはこの日5つのバーディを奪い、通算15アンダーとして、2位に入ったスペインのラファ・カブレラベローに2打差をつけて優勝を飾った。

一口サイズの大会史

1990年に第1回大会が開催された「ライオネスオープン」は、当時「オーストリアオープン」と呼ばれており、この記念すべき第1回大会ではベルンハルト・ランガーがプレーオフでラニー・ワドキンスを下してヨーロピアンツアー23勝目を挙げた。この後、ランガーはヨーロピアンツアーでの勝利数を42勝まで伸ばすことになる。

1996年にポール・マッギンリーがタイトルを獲って以降、10年にわたり大会はその姿を消したが、フォンタナGCで開催された2006年大会でヨーロピアンツアーに復帰。その大会では地元のマーカス・ブライアーが劇的な勝利を挙げて大会のツアー復帰に花を添えた。その6年後には、ベルント・ヴィースベルガーがこの大会でトロフィーを掲げた2人目のオーストリア人選手となった。彼は2014年には大会2勝目まであとわずかのところに迫ったが、このときはプレーオフの末、ミカエル・ルンドベリに敗れた。

2016年大会のフィールド

優勝した「BMW PGA選手権」以来のツアー復帰となるクリス・ウッドは、タイトル防衛に向け自信を漲らせている。昨年のダイアモンドCCで挙げた2打差の勝利以来となる地元優勝を成し遂げたこのイングランド人選手は、世界ランキングを22位まで押し上げた。

しかし、ウッドが大会史上初の連覇を成し遂げるには、2012年の大会覇者にして地元の声援を受けるベルント・ヴィースベルガーら、強者ぞろいのフィールドを克服しなければならない。ちなみに、今大会のフィールドの中では、ウッドとヴィースベルガーはこの大会の翌週にオークモントCCで開催される「全米オープン」に出場する8人のうちの2人であり、この他にはマシュー・ボールドウィングレゴリー・ボーディソレン・ハンセンリー・スラッテリーミカエル・ルンドベリガリー・スタールがオーストリアから米国へ向かうことになる。

また、アイルランドのピーター・ローリーは今週、ヨーロピアンツアー400大会出場の節目を迎える。

コース

ダイアモンドCCは、オーストリアでは標高の低い絶景の郷に佇むコースであり、ウィーンからのアクセスも良い。全長6760メートルのダイアモンドコースは、高名なイングランド人設計家のジェレミー・パーンにより設計され、その後「ライダーカップ」のスター選手であるミゲル・アンヘル・ヒメネスにより、シグネチャーホールであるパー4の8番ホールを筆頭に、いくつかのホールが改修された。

美しい景観とタフなチャレンジの両方を差し出すこのコースは、上がり12ホール中8ホールでウォーターハザードが絡み、ティショットとグリーンを狙うショットの両方で選手たちを脅かす。2010年からこの大会の開催コースとなっている同コースには、昨年敷地内にホテルがオープンし、モダンで広々とした宿泊施設をゴルフアーたちに提供するようになった。

カギとなるデータ

・2009年大会の最終日には、ラファ・カブレラベローがツアー史上3人目となる「60」をマークし、ヨーロピアンツアー優勝を飾った。それまでヨーロピアンツアーで「60」をマークしたのは、イアン・ウーズナム(1990年「モンテカルロオープン」)とジェイミー・スペンス(92年「ヨーロピアンマスターズ」)の2人のみだった。

・2008年には、ジーブ・ミルカ・シンがヨーロピアンツアーでは史上2人目となる、最終日全18ホール連続パーでの優勝を遂げた。この記録を最初に作ったのはサー・ニック・ファルドで、彼はミュアフィールドで開催された1987年の「全英オープン」でそれを達成し、メジャー6勝のうちの最初の勝利を挙げた。

・2012年には、ベルント・ヴィースベルガーがこの大会で母国制覇を果たしたことにより、同年の「バランタイン選手権」でのツアー初優勝に続くシーズン2勝目を挙げ、ヨーロピアンツアーの同一シーズンに複数回勝利を挙げた初のオーストリア人選手となった。

・ヴィースベルガーは、自身にとってのナショナルオープンにこれまで11回出場している(ヨーロピアンツアーとしての開催と、チャレンジツアーとしての開催の両方を含む)。彼は2012年に勝利したほか、2014年には2位に入っており、アマチュアとして出場した04年には4位タイ、そして11年には5位タイに入っている。

・2006年にはマックス・クレーマーがヨーロピアンツアー史上初のアマチュア選手によるアルバトロスを達成した。フォンタナでの第1ラウンドの9番ホール、180ヤードを6番アイアンで放った。

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