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GDO編集部が選ぶ 2015年国内男女ツアー10大ニュース

2015年にGDOが配信した全ての記事をもとに、編集部が今年の国内男女ツアーの10大ニュースを選出。日本のゴルフ界を彩ったホットなニュースを振り返ります。

■第1位 イ・ボミが年間7勝 男女を通じ年間最高額で賞金タイトル

女子ツアーで11年ぶりの年間7勝、最速1億円突破、初の2億円突破。そして、男女ツアーを通じて最高賞金額をマーク。今季のイ・ボミが打ち立てた記録を並べると、どれだけ歴史的なシーズンだったことかが分かります。華々しい実績に伴い、ファンの数も急上昇中の気配。今年の国内ゴルフ界の主役は、間違いなくこの人でした。

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■第2位 石川遼が国内ツアー7戦2勝 初の日本タイトル獲得

石川遼は、やはり強かった。9月からスポット参戦した国内ツアー7試合で、シーズン閉幕の12月までに2勝を達成。1戦目の9月「ANAオープン」で1年2カ月ぶりのタイトルをホスト優勝で飾ると、最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」も制して初の日本タイトルを手中に収めました。

「ANAオープン」前週に行われたツアー外競技「ネスレマッチプレー選手権」1回戦で堀川未来夢に破れ、攻め通せなかった消極的なプレーを猛反省。アグレッシブさを前面に出したかつてのプレースタイルに戻し、わずか7試合で約8800万円を獲得、賞金ランク6位でシーズンを終えました。

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■第3位 キム・キョンテが5年ぶり2度目の賞金王

韓国のキム・キョンテが、国内男子ツアーで14年ぶりとなる年間5勝。7月から賞金ランクトップの座を一度も譲ることなく、最終的には後続に約6500万円差をつける独走で、5年ぶり2度目の賞金タイトルを決めました。

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■第4位 海外勢がメジャータイトル独占 チョン・インジ2勝

今季の国内女子4大メジャーは海外勢がタイトルを独占。うち2試合で優勝したのは、韓国の名門・高麗大3年の現役女子大生でした。韓国ツアーを主戦場にするチョン・インジが、日本ツアー初登場の5月「ワールドレディスサロンパスカップ」、続く2戦目の10月「日本女子オープン」と制覇。日本ではまだ無名だった21歳の強さと、韓国勢の底知れない層の厚さを知ることになりました。

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■第5位 岩田寛をJGAが制裁 主催「日本OP」など2年間出場停止

今年10月から米国男子ツアーに主戦場を移した岩田寛に、日本ゴルフ協会(JGA)から予想外の重いペナルティが科されました。「日本オープン」など、JGA主催競技の2年間出場停止というもの。今年エントリーしていた「日本オープン」(10月15日~)への出場を急きょ取りやめ、同週開催の米国ツアー開幕戦「フライズドットコムオープン」に出場したことが制裁の対象となりました。

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■第6位 4試合出場も・・・宮里藍は初の国内予選通過ゼロ

主戦場にする米国女子ツアーでは賞金ランク77位に入り、2年ぶりのシード復帰を果たした宮里藍。一方で、4試合にスポット参戦した国内ツアーは全て予選落ちに終わる、寂しい結果に終わりました。

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■第7位 渡邉彩香がブレイク!1億円突破&2341年に1度の奇跡も

プロ3年目の飛ばし屋が大ブレイクです。22歳の渡邉彩香が4月「ヤマハレディースオープン葛城」、10月「樋口久子 Pontaレディス」を制し年間2勝を挙げたほか、3回の2位を記録しました。日本人では13年の森田理香子以来、史上10人目となる年間1億円プレーヤーの仲間入り。賞金ランクは日本勢最上位の6位で終える、飛躍の1年となりました。

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■第8位 原江里菜、飯島茜、服部真夕・・・復活V続々

イ・ボミが年間7つのタイトルを並べた一方で、数年ぶりにカップを掲げた“復活組”の活躍も記憶に残るシーズンとなりました。原江里菜の7年ぶりをはじめ、飯島茜は5年ぶり、服部真夕は3年ぶりの勝利。長かったスランプからようやく抜け出した、実力者たちの来シーズンが楽しみです。

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■第9位 リオデジャネイロ五輪ヘッドコーチに丸山茂樹が就任

ゴルフ競技が112年ぶりにオリンピックに復活する2016年「リオデジャネイロ五輪」開幕を来年に控え、米国ツアー3勝の実績を誇る丸山茂樹がヘッドコーチに就任。メダル獲得者にはシード権を与える提案を推し進めるなど、早くも積極的な動きを見せています。

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■第10位 表純子がツアー最多「155試合」連続出場の新記録

プロ20年目の表純子が6月「アース・モンダミンカップ」で155試合連続出場を果たし、女子ツアー最多連続出場記録を樹立しました。11年3月の開幕戦から足掛け5年。41歳を感じさせない“鉄人ぶり”もさることながら、過密スケジュールの中で、出場人数が絞られる「TOTOクラシック」(前年までミズノクラシック)や最終戦「リコーカップ」に連続出場できていることが何よりスゴイ。あらゆる価値を秘めた大記録となりました。

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