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ウッズがついに「世界トップ100」から転落
米国男子ツアー第20試合「バレロテキサスオープン」は、地元テキサス州出身のジミー・ウォーカーが優勝し、今シーズン2勝目の一番乗りを果たした。キャリア通算5勝目の優勝でウォーカーは、世界ランクポイント52点を獲得して3ランクアップし、自身初のトップ10入りとなる10位となった。
同じくテキサス出身で2位に入った21歳の新鋭ジョーダン・スピースも31.2点を加算して、自己ベストとなる世界ランク4位に躍進。 スピースは2年前の同時期は219位、1年前は13位と確実に飛躍を続けている。ロリー・マキロイら世界ランク上位3人に変動はなかった。
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今回発表の世界ランク50位以内には、来週行われるマスターズの出場資格が与えられる。33位のアニルバン・ラヒリ(インド)、41位のブランデン・グレース(南アフリカ)、42位のベルント・ウィスベルガー(オーストリア)、48位のポール・ケーシー(イングランド)の4人が、新たに出場権を獲得した。
残るマスターズの出場権は、 今週の米国男子ツアー「シェル ヒューストンオープン」の優勝者だけ。前週休養を取っていた世界ランク138位の石川遼が参戦し、このチャンスに挑む。 マスターズ出場をすでに決めている、世界ランク16位の松山英樹、トップランクのロリー・マキロイらはエントリーしていない。
一方、マスターズまでツアーを離れ調整中のタイガー・ウッズは、最新ランクが前週比8ランクダウンの104位。プロ転向した1996年以来となる100位からのランクアウトとなった。
昨年3月1週目まで世界ランク1位だったが、ケガや手術のリハビリ、そして調子回復のため、過去13カ月で世界ランクポイント対象試合にわずか7試合しか出場していない。3試合が予選落ち、2試合が途中棄権、4日間完走した試合は「全英オープン」(69位)と非ツアー競技「ヒーローワールドチャレンジ」(出場18人中17位)だけという内訳。ほとんどポイントを稼げていないため世界ランクは下降の一途となっている。
順位/選手名/前週の結果/前週比
1位/ロリー・マキロイ(北アイルランド)/出場せず/変動なし
2位/ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)/出場せず/変動なし
3位/バッバ・ワトソン(アメリカ)/出場せず/変動なし
4位/ジョーダン・スピース(アメリカ)/バレロテキサスオープン 2位/2ランクアップ
5位/ジェイソン・デイ(オーストラリア)/出場せず/1ランクダウン
6位/アダム・スコット(オーストラリア)/出場せず/1ランクダウン
7位/ダスティン・ジョンソン(アメリカ)/バレロテキサスオープン 6位/2ランクアップ
8位/セルヒオ・ガルシア(スペイン)/出場せず/変動なし
9位/ジム・フューリック(アメリカ)/バレロテキサスオープン 58位/2ランクダウン
10位/ジミー・ウォーカー(アメリカ)/バレロテキサスオープン 優勝/3ランクアップ
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104位/タイガー・ウッズ(アメリカ)/出場せず/8ランクダウン
★ 200位以内の日本人選手
順位/選手名/前週の結果/前週比
16位/松山英樹/出場せず/変動なし
73位/小田孔明/出場せず/2ランクアップ
80位/岩田寛/ハッサンIIトロフィー 棄権/1ランクダウン
96位/片山晋呉/出場せず/2ランクダウン
110位/近藤共弘/出場せず/4ランクダウン
116位/谷原秀人/出場せず/3ランクダウン
125位/池田勇太/出場せず/1ランクダウン
138位/石川遼/出場せず/4ランクダウン
146位/藤田寛之/出場せず/3ランクダウン
169位/藤本佳則/出場せず/2ランクアップ
175位/宮本勝昌/出場せず/2ランクアップ