「目標は3位以内」大山志保はアメリカを“満喫”
2015年 全米女子オープン
期間:07/09〜07/12 場所:ランカスターCC(ペンシルバニア州)
チョン・インジが逆転でメジャーを制す 大山志保は5位
◇米国女子メジャー◇全米女子オープン 最終日◇ランカスターCC(ペンシルバニア州)◇6406yd(パー70)
大会最終日、首位と4打差3位から出たチョン・インジ(韓国)が7バーディ3ボギーの「66」をマークして通算8アンダーで逆転し、米ツアー初優勝をメジャーの舞台で飾った。チョンは今年5月の国内女子メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」で、日本ツアー初出場初優勝を果たした20歳。
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インジは今年、韓国ツアーで3勝を上げて賞金ランキングトップを快走中。日韓、そして米ツアーで、今季通算5勝目をマークした。インジが記録した272ストロークは、72ホールの大会最少ストロークタイ記録。大会初出場で初優勝を飾ったのは、パティ・バーグ(1946年)、キャシー・コーネリアス(1956年)、バーディ・キム(2005年)に続いて史上4人目。また、20歳11ヵ月2日での勝利は、朴仁妃(19歳11ヵ月17日/2008年)、朴セリ(20歳9ヵ月8日/1998年)に次ぐ、3番目の若さとなった。
首位と1打差、通算7アンダーの2位に前日首位のエイミー・ヤン(韓国)、通算5アンダーの3位に世界ランク首位の朴仁妃(韓国)と、同3位のステーシー・ルイスが入った。
首位を5打差で追ってスタートした大山志保は、前半に4バーディ(1ボギー)を重ねて一時は2位に浮上したが、結局、5バーディ3ボギー1ダブルボギーの「70」。最後まで上位争いに食らいつき、通算3アンダーの5位でフィニッシュした。
ほかの日本勢は、葭葉ルミが通算イーブンパーの14位、上原彩子は通算2オーバーの20位でトップ20フィニッシュ。鈴木愛は通算4オーバーの32位、菊地絵理香が通算5オーバーの35位、横峯さくらは通算7オーバーの47位、穴井詩は通算10オーバーの59位で4日間の戦いを終えた。