3打差を追って最終日を迎える宮里藍。大会連覇を逆転圏内に捕らえている

◇米国女子◇LPGAロッテ選手権 3日目◇コオリナGC（ハワイ州）◇6,383ヤード（パー72）

好スコアが続出したムービングサタデーの首位争い。その中で、1打差の単独2位で決勝ラウンドに進んだ宮里藍は、3バーディ、1ボギーの「70」と堅実に2つ伸ばしてホールアウト。明日の最終日は大会連覇をかけ、単独3位のポジションから3打差に離された首位の背中を追う。

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首位スタートのスーザン・ペターセン（ノルウェー）は、3日目に入りさらに加速。3連続バーディから一気に流れを築き、この日「68」。通算14アンダーでその座を堅守した。そのペターセンを上回る勢いを見せたのが、3位タイスタートのソ・ヒキョン（韓国）。前半は5番（パー5）イーグルを含む「32」で首位に詰め寄ると、後半も3連続を含む4バーディ（2ボギー）をマーク。この日のベストスコアに並ぶ「66」で、通算13アンダーの単独2位に浮上した。

通算10アンダーの単独4位には、日本でもお馴染みの17歳、韓国のキム・ヒョージュ。通算9アンダーの5位タイに、同じ17歳のアリヤ・ジュタナガン（タイ）、ステーシー・ルイス、リゼッテ・サラスと、今季好調な実力者3人が続く。

今大会を前に世界ランキング1位に浮上した朴仁妃（韓国）は通算8アンダーの8位タイに浮上。14歳のアマチュア、リディア・コー（ニュージーランド）は通算4アンダーの21位タイ。宮里美香は通算1アンダーの40位タイとしている。