「モービルLPGAトーナメント」涙の優勝インタビュー
2003年 モービルLPGAトーナメントofチャンピオンズ
期間:11/13〜11/16 場所:ロバート・トレント・ジョーンズGT(アラバマ州)
朴セリ出遅れ!ケーン、ウェブが唯一アンダーパー!
米国女子ツアー「モービルLPGAトーナメントofチャンピオンズ」が、アラバマ州にあるロバート・トレント・ジョーンズ・ゴルフトレイルのマグノリアグローブスクロッシングコースで開幕した。今週はLPGAツアー優勝者だけしか出場できず、出場者は31名となっている。
初日は強風が選手たちを苦しめ、スコアを伸ばすことができなかった。アンダーパーでラウンドしたのは2人だけ。カナダ出身のローリー・ケーンと、オーストラリアのカリー・ウェブ。スタートの1番ホールでボギーを叩いたケーンは、前半に2バーディを奪うと、後半は耐えながらも14番パー3でバーディ。通算2アンダーのスコア「70」をマークし単独首位に立った。
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一方、ウェブはケーンと対照的だった。3、4番ホールでバーディを奪ったウェブは、6番から3連続ボギーを叩いてしまった。8番パー3でバーディを奪ってイーブンパーにスコアを戻して前半を終えた。後半に入っても2バーディ、1ボギーと出入りの激しいゴルフは続いた。今週は女王アニカ・ソレンスタムが出場していないため、各選手が優勝を狙ってくる。ウェブとしては完全復活のためにも4日間好スコアを目指したいところだ。
今週の注目は、先週アニカが日本で記録した大会3連覇と同じことを、この大会で韓国の朴セリが狙っている。ところが朴は4オーバー15位と出遅れてしまった。前半は9番でダブルボギーを叩き1オーバー。後半は13番パー5でトリプルボギーを叩くなど大荒れのゴルフとなってしまった。首位ケーンとは6打差、残り3日間どんな追い上げを見せてくれるのか注目したい。