大城さつきの戦績・プロフィール
2011年 リゾートトラストレディス
期間:06/03〜06/05 場所:グランディ軽井沢GC(長野)
大城がツアー初勝利に王手! さくら、諸見里が3差で追う
長野県のグランディ軽井沢GCで開催されている、国内女子ツアーの第9戦「リゾートトラストレディス」の2日目。19位タイからスタートした大城さつきが、1イーグル、6バーディ、ノーボギーの「64」をマークし、通算9アンダーで単独首位に浮上。ツアー初勝利に王手をかけて最終日を迎える。
通算7アンダーの単独2位には、同じく19位タイからスタートし、「66」をマークした大谷奈千代が急浮上。通算6アンダーの3位タイに、諸見里しのぶ、横峯さくら、米山みどり、上原彩子。有村智恵は通算3アンダーの12位タイ、古閑美保と金田久美子は通算1アンダーの23位タイ。前年優勝者の甲田良美は予選で姿を消している。
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<8ストローク伸ばした大城が単独首位浮上>
1アンダー19位タイからスタートした大城は、1番、3番でバーディを奪い8番パー5もバーディ。そして後半に入ると11番パー5でグリーン手前50ヤードからチップインイーグルを奪うと、12番から14番まで3連続バーディを奪い、一気に単独首位に躍り出た。飯島茜の父親から球筋をフェード系にするようアドバイスをもらい、調整してきたスイングがこの日のスコアに繋がった。「昨日も電話をいただいて、スイングの調整など相談に乗ってもらいました」と話す。
<自己ベスト「66」を出した大谷が2打差単独2位>
大城と同じく1アンダーでスタートした大谷は、14番パー5でこの日2つ目のボギーを叩くが、それ以前に4つのバーディを奪い3アンダーとしていた。すると、16番で4mのバーディパットを沈めると「なんか勢いに乗れたというか、パッティングが急に良くなって」と、16番では15mを決めて、17番、18番と4連続バーディを奪い通算7アンダーまで伸ばしてきた。「ベストスコアも4連続も嬉しいですが、なによりも最後上がりホールでバーディを獲れたのが嬉しいです」と、最終日に繋がるフィニッシュでツアー初優勝を狙う。
<大城とは練習場仲間の上原が3打差3位タイに浮上>
「今日はパッティングが良かったです。ラインの読みとタッチが合って綺麗に入ってくれました」と話す上原は、3度の連続バーディを奪うなど、ボギーを叩かず7ストローク伸ばして通算6アンダーでホールアウトした。首位に立つ大城よりも6歳上の上原だが、地元沖縄では通っていた練習場が同じということで、昔から顔見知りの仲だという。その大城とは3打差で最終日を迎えるが、同じ最終組で戦うツアー未勝利の2人に対し、ツアー2勝の底力を見せ付けることはできるか。