左ひざ痛で三塚優子が棄権!
2004年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
期間:09/09〜09/12 場所:太平洋Cアソシエイツ益子C(栃木)
史上5人目の快挙!肥後かおりが公式戦3冠を達成!
栃木県の太平洋クラブ&アソシエイツ益子コースで行われている、国内女子ツアー第20戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の最終日。公式戦ということもあり、3日目を終えて肥後かおり、表純子、藤島妃呂子、福嶋晃子の4人しかアンダーパーがいない過酷なコースセッティングで行われている。
前半で藤島、福嶋がスコアを崩し優勝争いから脱落し、肥後、表の2人に絞られた。肥後が中盤に怒涛の猛チャージをかける。9番でのバーディを皮切りに、10、11、そして12番では、10メートルのバーディパットをねじ込んで4連続バーディを達成。これで一気に5打差のリードを奪った。
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その後、表が14、16番でバーディを奪い最後まで諦めない姿勢を見せた。そして4打差リードで迎えた17番、155cmの小柄な肥後より高さのあるバンカーからの第3打。このショットがカップに吸い込まれミラクルバーディを決め勝負あり。最終18番は、難しいグリーンに悩まされボギーを叩いてしまうも通算7アンダーの見事な勝利。
2002年「新キャタピラー三菱レディース」以来の優勝。またこの勝利で年間3試合ある女子の公式戦を全て制覇、塩谷育代に続く5人目の3冠を達成した。
また、表は通算2アンダー単独2位で競技を終えた。これで通算8度目の2位に泣き、今季だけでもこれで3度目。好調をキープしているだけに、次回こそは悲願の初優勝を飾ってもらいたい。
そして、3位に入ったのは福嶋晃子。前半で4つスコアを落とし、このままズルズルいってしまうのかに思われたが、後半13番から15番まで3連続バーディを奪うなど、4つスコアを戻してこの日はイーブンパー。通算1アンダーで単独3位をキープした。
そのほか樋口久子しか成し遂げていない大会連覇のかかった不動裕理は、この日1つスコアを落として通算2オーバーの4位でフィニッシュ。最終日に強い宮里藍は、この日5バーディ1ボギーのラウンドで通算2オーバー。19位タイから4位タイまで浮上し4日間の競技を終えている。