エミリアーノ・グリージョのプロフィール
2016年 ISPSハンダグローバルカップ
期間:06/23〜06/26 場所:朱鷺の台カントリークラブ(石川)
米開幕戦を制した新鋭がV王手 日本勢最上位は太田直己の5位
◇国内男子◇ISPSハンダグローバルカップ 3日目◇朱鷺の台CC(石川県)◇6834yd(パー71)
10アンダー首位タイから出たエミリアーノ・グリージョ(23=アルゼンチン)が7バーディ、3ボギー「67」でプレーし、通算14アンダーで単独首位となった。今季から主戦場とする米男子ツアーの開幕戦「フライズドットコムオープン」を制した。日本ツアー初出場での初優勝に王手をかけた。
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ギャラリーが多いと「楽しめる」という23歳は「決勝で日本人選手と回りたい」と切望していた。しかし、3日目、最終日ともに願いは通じず、同伴選手は海外勢で占められることになった。「残念」とこぼしながらも「最終組は良い選手とラウンドするということだから、楽しんでプレーしたい」。難敵に打ち勝つことをモチベーションに残り18ホールを戦う。
1打差の通算13アンダー2位から逆転を狙うのは日本ツアーを主戦場とするタンヤゴーン・クロンパ(タイ)。3位に通算12アンダーでパク・サンヒョン、朴ジュンウォンの韓国勢が続いた。
日本勢最上位は太田直己の通算11アンダー5位。2011年「マスターズ」王者のシャール・シュワルツェル(南アフリカ)、欧州ツアー2勝のビクトル・デュビッソン(フランス)、日本2勝のブラッド・ケネディ(オーストラリア)の3選手と並んでいる。
前年覇者の武藤俊憲は27位から「68」で通算7アンダー16位に浮上。16番(パー5/511yd)では第1ラウンドの宮本勝昌に続き、アルバトロスを決めた。記録が残る1985年以降では、一つの試合で複数のアルバトロスが出たのは2年ぶり3例目となった。
<主な上位成績>
1/-14/E.グリージョ
2/-13/T.クロンパ
3T/-12/朴ジュンウォン、パク・サンヒョン
5T/-11/太田直己、C.シュワルツェル、V.デュビッソン、B.ケネディ
9T/-10/宮本勝昌、P.ハリントン
11T/-9/池田勇太、文景俊
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