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稲森佑貴が首位発進 ジャンボはエージシュート逃す、青木功は棄権

◇国内男子◇中日クラウンズ 初日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6545 yd(パー70)

第57回大会の初日をリードしたのは6バーディ、ノーボギー「64」をマークした稲森佑貴。昨年10月「ブリヂストンオープン」で自己ベストタイの2位に入るなど、昨季賞金ランク29位に躍進した21歳が6アンダーの単独首位で飛び出した。

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「とにかく硬い。ラフに入れたらSWでも止まらない」と警戒感を持って臨んだ和合のグリーン。「今日はあいにくの天気だったけど、そのおかげでラフからでも攻めていけた」と、この日は積極策が功を奏した。初出場となった昨年大会もトップ10入りと相性は悪くない。「去年は硬いグリーンに苦労はしたけど、そこまで難しいとは思わなかった。4日間、イメージが湧いた状態で帰れたし、僕にとっては組み立てやすい」と、ツアー初優勝もはっきりと視界に入っている。

5アンダーの2位に、2週連続優勝を狙う池田勇太小田孔明小平智リュー・ヒョヌ(韓国)、マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)の5人が続く。

4アンダーの7位に藤田寛之片岡大育、熊本県出身の永野竜太郎ら7人。前年優勝のI.J.ジャン(韓国)は3アンダーの14位とまずまずの滑り出し。今季1勝のキム・キョンテ(韓国)は1アンダーの30位とした。

大会5勝で69歳の尾崎将司(69)は年齢以下のスコアで18ホールを回るエージシュートに迫ったが、ラスト2ホールの連続ボギーで「70」とし、2013年「つるやオープン」初日に続く2度目の達成は惜しくもならなかった。イーブンパーの43位とした。

また、同じく大会5勝で、現職の会長としてツアー初出場を果たした青木功は、9ホール終了後に右足痛のため途中棄権。ツアー最年長出場(73歳7カ月28日)は記録として残る。

【主な成績】
順位/スコア/選手名
1/-6/稲森佑貴
2T/-5/池田勇太小田孔明小平智リュー・ヒョヌM.ヘンドリー
7T/-4/永野竜太郎藤田寛之宮本勝昌片岡大育増田伸洋キム・ヒョンソンJ.B.パク
14T/-3/I.J.ジャン谷口徹谷原秀人 ほか

43T/0/重永亜斗夢尾崎将司 ほか
棄権/青木功

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