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ショット、パットがかみ合った!横尾要が11アンダー単独首位

国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」の2日目。前日から降り続いた雨は、朝の7時には止んだ。次第に青空が広がり、さわやかな秋晴れとなった。

平日の金曜日だというのに、大勢のギャラリーが詰めかけ、1番ティグラウンドは大混雑。お目当てはもちろんタイガーだ。

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初日4バーディ、4ボギーと波に乗れなかったタイガーは、ラウンド後に修正すると言ったショットは大方戻ったようで、ほとんどのホールでパーオンに成功。しかし、この日はパッティングが最悪だった。バーディパットをことごとく外し、我慢のゴルフとなった。ボギーを叩かず、1イーグル、1バーディで3アンダー19まで浮上してきた。

「ショットは良かったけど、パットが全然・・・。パットの距離感は良かったけど、読みのミスがあったり、いいパットでも入らなかった。首位の横尾さんとは8打差あるが、ショットはいいので、パットが合えばまだまだ行けるのでがんばりたい」

タイガーに目標とされているのは、米国ツアー帰りの横尾要。5アンダー2位からスタートした横尾は、前日を上回る好調ぶりで6バーディを奪った。ボギーを叩く気配も感じさせない安定ぶりだ。11アンダーで2位に4打差をつけ突っ走っている。

横尾を4打差で追うのは、セルヒオ・ガルシアジャスティン・ローズ、ゾウ・モウの3人。日本のコースが合っていると言うローズは、3バーディとステディなゴルフで着実の伸ばしてきた。「ヨーロッパのコースと比べて、日本のコースはドライバーを使えるホールが多い。グリーンも気に入っている。だからパッティングが好調なんだ」

6バーディを奪いながら、ボギーを3つ叩いたガルシアは、「前半いいプレーができなかったので、後半それができれば週末にチャンスがくる。週末の作戦? アグレッシブで無理をしない。ステキなゴルフがしたい」

ディフェンディングチャンピオンのデビッド・デュバルは、この日も2つ伸ばし4アンダー9位。ドライバーの調子が悪く、フェアウェイには3回くらいしか行っていない。

「せっかく、中嶋さんとジャンボさんと回ったのに、あまり林に入れすぎたので、同じ組でプレーした気がしない。パー5でまだバーディを取れていないので、明日は取りたい」

横尾が飛び出したが、他の日本勢では藤田寛之、川原希、渡辺司が6アンダー5位グループにつけている。予選2日間を終了して、3オーバー53位までの61名が決勝ラウンドに進出することになった。

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2002年 ダンロップフェニックストーナメント



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