メジャーを意識!ウェッジ3本で戦う谷原秀人
2002年 マンシングウェアオープンKSBカップ
期間:05/23〜05/26 場所:鮎滝CC(香川)
18番でイーグルを奪いD.ウィルソンが首位に浮上した
国内男子ツアー「マンシングウェアオープンKSBカップ」の2日目は、25度を超える気温に初夏のような気候の中で行われた。
そして順位も大きく入れ替わった。8アンダーで首位に立ったのはハワイ出身のD.ウィルソンとタイのP.マークセンの2人。5アンダー7位からスタートしたウィルソンはボギーが先行したが前半1アンダーで折り返すと、最終18番パー5で快心のイーグルを奪った。
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「今日のコースは昨日とぜんぜん違うよ。風のせいで、クラブセレクションも難しいし、グリーンも相当硬い。ロングパットばかり残る」ウィルソンのコメント通り各選手風に悩まされスコアメイクに苦しんだようだ。
そして昨シーズンシード権を確保し、今シーズンも好調を維持しているマークセンは、「今日はとにかくパットが不調。1ピン以内のパットを10回くらい外したんじゃないかな。ティショットもアイアンショットも好調なんだけどね・・・」
マークセンが決められなかったパットだが、グリーンも乾いた状態で前日に比べ速さがだいぶ変わってしまった。しかし、このコンディションでスコアを大きく伸ばしたのが谷原秀人だった。
1アンダー47位からスタートした谷原は、7バーディ、1ボギーでスコアを6つ伸ばした。「常に手前から手前からという感じでやってました。エッジに届けばいいという感じで。練習ラウンドを片山さんにお願いして一緒に回ってもらい、ココはエッジからゴルフしなきゃだめだよと言われて・・・」
片山の教えを忠実に守った谷原が首位に1打差に浮上してきた。同じく7アンダーには手嶋多一、佐藤信人、T.ハミルトンといった実力のある3人が並んでいる。好スコアを出しやすいコースだが、決勝ラウンドでは誰が抜け出してくるのだろうか。