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メジャーを意識!ウェッジ3本で戦う谷原秀人

国内男子ツアー第6戦の「マンシングウェアオープンKSBカップ」3日目を終え、単独首位をひた走る谷原秀人。ショットの好調がパッティングにも影響し、着実にスコアを伸ばし続ける谷原だが、もう一つの武器が先週の日本プロから使っているという3本のウェッジ達だ。

これまでは53度と59度の2本のウェッジを使っていたが、全米オープン、全英オープンなどのメジャー大会で戦うためには、グリーン回りの更なる技術の向上が必要と判断。内藤コーチらと相談し、3Iを抜いて、53度、56度、60度という3本のウェッジをバッグに入れている。

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特に役立っているというのが56度のウェッジ。「60度だとグリーン周りの良いライからだと、飛ばないし、くっつきにくくて、距離感が合わない。でも56度なら、フェースに載るしラインも出しやすい。コントロールし易いので、凄く楽になっている」という。

「バンカーでも、60度だと入り方によって変わってきちゃうけど、56度ならフェースを開くことで安定した球が出る」という谷原。「56度一本でグリーン回りのチョイスが増えてくる」と、好調なショットに3本のウェッジを駆使し、万全の状態で最終日に挑む。

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