冨山、河瀬らが初シード 国内男子賞金シード確定
2003年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント
期間:11/27〜11/30 場所:いぶすきGC開聞C(鹿児島)
今克ノリノリ!14アンダーで首位をがっちりキープ!!
鹿児島県のいぶすきゴルフクラブ開聞コースで開催されている、国内男子ツアー第28戦「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」の2日目。国内の男子ツアーに史上初めて女子ゴルファーが挑戦した。欧米両女子ツアーで活躍するスウェーデン出身のソフィー・グスタフソンは、初日2オーバーの68位と出遅れ2日目もスコアを伸ばすことはできなかった。
1番ホールで幸先の良いバーディを奪ったグスタフソンだが、その後は15番でダブルボギーを叩くなど3つのボギーも飛び出してしまった。この日だけで5オーバー、通算でも7オーバーの93位で会場を後にすることになった。初日は雨の中で耐えるラウンドができたが、2日目の天気のように、晴れて予選通過とはならなかった。
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ゲームをリードしているのは、初日と同じ7アンダーをマークした今井克宗だ。2位に2打差の単独首位でスタートした今井は、10番ホールからスタートし前半3ストローク伸ばした。18番に続き、1、2番と3連続バーディを奪うと、4番パー3では7番アイアンで放ったティショットが直接カップイン。見事ホールインワンを達成し14アンダーまで伸ばした。今井は6番パー3では今大会初めてのボギーを叩いてしまったが、続く7番ですかさずバーディを奪い返し、崩れる様子を見せなかった。2位に4打差のリードを奪い、ツアー初優勝を狙い決勝ラウンドを迎える。
10アンダーの2位につけているのはインドのジョディ・ランダワ。9バーディ3ボギーとアグレッシブなゴルフで6ストローク伸ばし5位から浮上。ランダワは9月に行われた「サントリーオープン」でツアー初優勝を果たしている。さらに1打差の9アンダー3位には、6番パー3でホールインワンを達成した小山内護が、6アンダーの9位から浮上してきた。
そして、7アンダー4位は平塚哲二、米山剛、近藤智弘の3人が並んだ。この日は前日の雨天から一転しスコアを伸ばす選手が目立った。首位の今井と同じく7ストローク伸ばしたのは近藤智弘。ランダワ、小山内と同じく6ストローク伸ばした片山晋呉は1オーバーの44位から5アンダーの12位に浮上。逆転賞金王への望みをつなげている。