メジャー最年少優勝を樹立した、ニューヒロインの喜びの声/クラフトナビスコチャンピオンシップ
2007年 クラフトナビスコチャンピオンシップ
期間:03/29〜04/01 場所:ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)
M.プレッセルがメジャー最年少優勝! 宮里藍は15位タイで終える
カリフォルニア州、ミッションヒルズCCで行われる米国女子ツアーメジャー第1戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」の最終日。18歳のモーガン・プレッセルが通算3アンダーとスコアを伸ばし、ツアー初勝利をメジャーで飾るという快挙を成し遂げた。
イーブンパー9位タイからスタートしたプレッセルは、メジャー仕様のハードなコースセッティングの中で3バーディ、ノーボギーの「69」をマーク。最終組の4組前をまわっていたプレッセルは、後続組の結果を待つことになった。すると、上位に名を連ねる優勝候補たちが軒並み順位を落とす展開に。最終18番、スーザン・ペターセン(ノルウェー)がプレーオフをかけたバーディパットを外し、プレッセルのツアー初優勝が決まった。18歳のメジャー制覇は、1968年に「全米女子プロ選手権」を制したサンドラ・ポスト(カナダ)の20歳と19日を塗り替える最年少記録。アメリカ期待のホープが、本土開催のメジャー初戦で偉大な記録を打ち立てた。
<< 下に続く >>
一方、こちらもツアー初勝利を狙っていたペターセンは、プレッシャーが災いしてか15番から17番でスコアを4つ落とし、ここでプレッセルに逆転を許す。最終18番のバーディパットもショートし、目前まで迫っていた快挙を逃す結果となった。
日本勢では、宮里藍が通算3オーバーの15位タイフィニッシュで日本人最高位。不動裕理は通算10オーバーの38位タイ、横峯さくらは通算11オーバーの44位タイ、大山志保は通算12オーバーの47位タイで競技を終えている。
また、ペターセンと並ぶ2位タイには、カトリーナ・マシュー(スコットランド)とブリタニー・リンシコムがランクイン。単独首位でスタートした朴セリ(韓国)は「77」を叩き、ロレーナ・オチョア(メキシコ)と並び10位タイに沈んだ。