【WORLD】マキロイの山頂到達とタイガー/ザ・ホンダクラシックレビュー
2003年 ザ・ホンダクラシック
期間:03/13〜03/16 場所:CC at ミラゾル(フロリダ州)
N.ビゲイIIIが首位キープ。田中、貞方もスコアを伸ばした
フロリダ州パームビーチガーデンズにあるCC at ミラソルで開催されている、米国男子ツアー第10戦「ザ・ホンダクラシック」2日目。初日が雷雲の影響でサスペンデッドになり、この日も全選手がホールアウトすることはできなかった。
初日の38名よりは少ない14人が、明日、決勝ラウンドを前に第2ラウンドの残りホールを消化する。その中に、日本の久保谷健一も含まれている。現在久保谷は2アンダー113位。予選カットラインが6アンダーまでと見られているため、残り2ホールでは予選通過は到底ムリ。しかし、明日のラウンドは棄権せずに最後まで諦めないで欲しい。
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上位勢は確実にスコアを伸ばし、ハイレベルな首位争いが繰り広げられている。14アンダーのノタ・ビゲイIIIとD.ピープルズの2人が首位。初日首位に立ったビゲイは、この日も好調さを維持し、17番パー5ではチップインイーグルを奪った。
首位に1打差の13アンダーには、デービス・ラブIII、トム・バイラム、エステバン・トレドの3人。上位につけている選手は、それぞれ5から8ストロークは伸ばしている。
そして、この日最もスコアを伸ばしたのは、2アンダー65位からスタートしたジェリー・ケリーだった。前半30ストロークで折り返し、後半も4つのバーディを奪い、この日だけで10ストロークも伸ばした。通算12アンダーの6位に浮上し、優勝争いに加わってきた。
久保谷以外の日本勢だが、田中秀道、貞方章男はスコアを伸ばしている。4アンダー33位からスタートした田中は、6ストローク伸ばし通算10アンダー21位に浮上。貞方は4ストローク伸ばし9アンダーになったが、順位は15位から35位まで下がってしまった。丸山茂樹は、先週痛めた首痛のため棄権することになった。