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「ザ・ホンダクラシック」プレーオフに残った4人のインタビュー!

PGAツアー第9戦「ザ・ホンダクラシック」最終日。2位に1打差の単独首位で18番を迎えたブー・ウィークリーが痛恨のボギーを叩き、優勝の行方は4人によるプレーオフに委ねられた。プレーオフ1ホール目を全員がパーで終えた時点で、日没のためサスペンデッド。翌日の現地時間8時30分、プレーオフの残りが再開される。

カミロ・ビジェガス
「リーダーボードはこまめに見ていましたが、プレー中は目の前のショットだけに集中していました。今日は他の選手が崩れるのを願っていたのではなく、自分で優勝をつかみ取る気持ちでがんばりました。月曜日まで残るとは思っていなかったので、車に積んだ荷物を下ろしてまたここに一泊しなければいけませんね。他の3人も同じ気持ちだとは思いますが、どんな勝ち方でも優勝は優勝です。明日もまたベストを尽くしますよ」

ブー・ウィークリー
「緊張から出たミスですね。言い訳をする気はありません。やっぱり3打目をもっと寄せられなかったのが残念ですが仕方ありませんね。今晩はかなり飲みたい気分ですね。というのは冗談ですよ」

記者
「もう気にしてないのですね。」

ブー・ウィークリー
「そうですね。明日また出直しです」

マーク・ウィルソン
「プレーオフではドライバーを曲げて4打目も全く駄目でしたが、パターに救われました」

記者
「今はどんな気持ちですか?」

マーク・ウィルソン
「とにかく今はほっとしています。かなり疲れましたから、これからゆっくり休みたいです」

実はこのウィルソン、今回すでに優勝を決めていてもおかしくなかった。と言うのも、大会2日目の5番パー3でユーティリティクラブを使いショットを打った後、キャディにクラブを渡した。同じ組でプレーしていたのはビジェガスで、彼は3番か4番かとクラブで迷っていた。キャディがビジェガスに対し、ウィルソンはユーティリティを使ったと言った所、ウィルソンのキャディは「今のは18度だよ」と思わずポロリ。その瞬間ウィルソンは、キャディや選手は他の選手にアドバイスをしてはいけないというルールに違反したと気づき、自分自身に2打罰を課したのだ。

記者
「今はプレーオフのことに集中したいでしょうが、2日前の事件について聞かせてください。あなたは自分自身に2打罰を課しました。それは本当に素晴らしいスポーツマンシップだと思いますが、そのことについて正直な気持ちを教えてください」

マーク・ウィルソン
「あまりそのことに注目してもらいたくはないのですが、簡単に言うと思わず口が滑ってしまったというところです。でもあの事件をバネに今週は頑張る事もできたと思います。それでも他の選手に何のクラブを使ったかを教えるというのはルール違反です。ミスを犯すのはお互い様ですから仕方ありませんし、私もあれ以来、凄く良いプレーができています」

記者
「ミスを逆にバネにしたわけですね?」

マーク・ウィルソン
「その通りです。」

記者
「これからどう過ごしますか?」

マーク・ウィルソン
「10番ホールの攻め方でも考えますよ」

ウィルソンのキャディにも話を聴こうとしたところ、あの事についてはやはりまだショックの様でしたが「過去の事をあまり考え過ぎずに明日、しっかりがんばります」と話していた。

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