石川遼の最新スイング動画
2012年 ソニーオープンinハワイ
期間:01/12〜01/15 場所:ワイアラエCC(ハワイ州)
小田孔、今田、高山が決勝へ!遼、松山は無念の予選落ち
◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 2日目◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7,068ヤード(パー70)
6バーディ、2ボギーとスコアを4つ伸ばしたマット・エブリーが、通算10アンダーの単独首位に浮上した。2打差で追いかけるのはデビッド・ハーン(カナダ)とカール・ペターソン(スウェーデン)の2人。さらに1打差の通算7アンダー4位タイにパット・ペレス、ダグ・ラベルII、ブレンダン・デ・ヨング(ジンバブエ)の3人が並んだ。
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今大会日本から7名が出場しているが、予選を通過したのは小田孔明と今田竜二、高山忠洋の3人だけ。初日2オーバー100位タイと出遅れた小田は、この日5バーディ、ノーボギーとスコアを伸ばし通算3アンダーの39位タイまで浮上。今田も9番以降3バーディを奪い通算1アンダー62位タイで今季初戦で決勝ラウンド進出を果たした。
この日10番からスタートした高山は後半の1番までにスコアを2つ落としたが、その後3つのバーディを奪い盛り返した。今田同様最終ホールにバーディを奪いギリギリでの予選通過となった。
一方で予選通過ラインに1打足りずに悔しい思いをしたのが武藤俊憲。小田と同じく2オーバーでスタートした武藤は、前半に怒涛のバーディラッシュを見せた。1番から3連続、そして6番から4連続バーディを奪い前半を7アンダーの「28」で折り返した。ところが、10番でボギーをたたくと、その後は3度の連続ボギーと前半とは別人のようなゴルフに。通算イーブンパーの81位タイで決勝ラウンド進出を逃した。
1オーバー80位タイからスタートした石川遼は、4バーディ、4ボギーと出入りの激しいゴルフでスコアを伸ばせず94位タイ。同じく80位タイからスタートした松山英樹は、スコアを2つ落として通算3オーバーの106位タイで2年連続の予選落ち。昨年は予選ラウンドを首位タイで終えた丸山茂樹は通算6オーバーの127位タイで大会を終えた。
<石川と松山は予選落ち>
今大会の見所の1つだった石川遼と松山英樹の同世代コンビだったが、ともに予選ラウンドで早々に姿を消した。石川は「小技のミスがボギーに繋がってしまった」とショートゲームに苦しみ、松山は「もう少しショットが良ければ、一緒に回っている海外の選手ともいい勝負ができると思う」と、特にアイアンショットの不調が足かせに。石川は来週、ハワイからアメリカ本土へ飛び、26日に開幕する米ツアー「ファーマーズ・インシュランスオープン」に出場予定。松山は、3月にタイで開催される「全英オープン」最終予選会が次の試合となる。
一方、小田孔明、今田竜二、高山忠洋の3人が予選を突破。日本勢最高位となる3アンダー39位タイで終えた小田、カットライン上となる通算1アンダーの62位タイで終えた今田と高山、そのいずれも昨年大会で予選落ちを喫したリベンジを果たした。
<地元ハワイ出身、日系のT.フジカワが上位浮上>
無邪気な笑顔が久々に弾けた。日本ツアーへの参戦経験もある21歳の日系アメリカ人、タッド・フジカワが「66」をマーク。通算5アンダーの17位タイに浮上し、地元ハワイのギャラリーの期待を一身に浴びている。圧巻は、上がり2ホールの派手なフィニッシュ。8番で2打目を1mに絡めてバーディを奪うと、最終9番(パー5)では残り212ヤードの2打目をピン奥10mに2オンさせ、これを沈めてイーグル締め。地元ギャラリーからの大声援を浴び、派手なリアクションで喜びを爆発させた。「今日はショットが良くてストレスなくラウンドできた。ここハワイでは、家族や友人などたくさんの知人がいる。みな僕をサポートしてくれし、助けてくれているんだ」。16歳のアマチュアとして出場した07年大会では、3日目を終えて8位タイに入る活躍を見せ話題を呼んだが、地元ギャラリーの後押しが、その再現、そして、それ以上の活躍へと導くか。
◆ソニーオープンinハワイ GDO×Ustream練習場ライブ中継◆
http://news.golfdigest.co.jp/tournament/pga/live/t2292.html
中継予定時間(すべて日本時間)
<3日目>
15日午前1時30分~8時
日本人選手登場予定時間
高山忠洋:1時40分~2時40分
今田竜二:2時半~3時半
小田孔明:4時~5時
※選手のスタート時刻等によってライブ中継時間が前後します。