米国ツアー13試合目にして初優勝のZ.ジョンソンにインタビュー
2004年 ベルサウスクラシック
期間:04/01〜04/04 場所:TPC at シュガーローフ(ジョージア州)
Z.ジョンソンが米ツアーわずか13戦目で初優勝
ジョージア州にあるTPC at シュガーローフで行われている、米国男子ツアー第13戦「ベルサウスクラシック」の最終日。2003年ネイションワイドツアー賞金ランキング1位の肩書きを引っさげて、今季から米国ツアーの出場権を得たザック・ジョンソン。2位以下に3打差のリードのまま迎えた最終日、これに待ったをかけるべく猛チャージを見せたのは2003年ネイションワイドツアー賞金ランキング7位の実績を持つマーク・ヘンズビーだった。
7アンダー首位と6打差からスタートしたヘンズビーは、前半で4つスコアを伸ばし猛チャージ。しかし後半はスコアを伸ばせず、最終18番ではイーグルパットを外すもバーディとして通算12アンダーで先にフィニッシュした。
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一方、ジョンソンは前半4番でダブルボギーを叩くも、2つスコアを伸ばして逃げ切り態勢に入る。しかし後半はプレッシャーのためか15番で2つスコアを落とし13アンダー。ヘンズビーと1打差のまま最終18番に突入した。ジョンソンは、優勝のかかった1メートルのパーパットをねじ込み、米ツアーキャリア13戦目にして初優勝という快挙を成し遂げた。
そのほか来週のマスターズに出場予定の選手たちの成績は、最終日逆転優勝の期待がかかっていたパドレイク・ハリントンだったが、出だしから出入りの激しいゴルフとなり通算10アンダーの4位でフィニッシュ。フィル・ミケルソンは1つ伸ばして通算5アンダーの10位。昨年のマスターズチャンピオンであるマイク・ウィアは3オーバーの45位で競技を終えている。
今週初の予選突破となった日本の宮瀬博文は、この日スコア“80”の大乱調。通算10オーバーの70位でフィニッシュした。