カリフォルニア州にあるリビエラCCで行われている、米国男子ツアー第7戦「ニッサンオープン」の初日。大会の進行が遅れて10名がホールアウトできずにサスペンデットとなった。今週日本選手が5名出場しているなかで、日本のエース丸山茂樹が7アンダーで暫定トップに立った。

10番からスタートした丸山茂樹は、16番から4連続バーディを奪い快調にスコアを伸ばしていった。上がり3ホールも3連続バーディで締めくくり通算7アンダーで、暫定トップに踊り出た。丸山と同じくトップに並んでいるのは、昨年のメジャー「全米プロ選手権」で優勝したショーン・ミキールだ。あの優勝以来、公式戦でトップ10入りフィニッシュがないだけに、そろそろ結果を残したいところ。

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1打差の暫定3位には、昨年のドライビング・ディスタンス部門第1位のハンク・キーニーが追走。2打差の暫定4位には、ディフェンディングチャンピオンのマイク・ウィアがつけており、連覇に向けて上々のスタートを切った。同じく4位グループには、カーク・トリプレットとフレッド・カプルスといった40代の選手が奮闘している。

一方、優勝候補のタイガー・ウッズは、ドライバーの方向性が定まらず、前半で2つスコアを落とし嫌なムード。後半で1つスコアを戻すも通算1オーバーの暫定77位と大きく出遅れてしまった。そしてもう一人、ビジェイ・シンも2バーディ2ボギーとスコアを伸ばすことができず、イーブンパーの暫定56位タイに低迷している。

そのほか日本勢は、田中秀道が1オーバーの暫定77位でタイガーと並び、2日目以降の巻き返しを図る。また、宮瀬博文は5オーバーの暫定133位、スポット参戦の丸山大輔と平塚哲二はともに4オーバーの暫定120位と予選通過が厳しくなってきた。