2005年 マスターズ
期間:04/07〜04/10 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)
初日は日没サスペンデッド!片山が暫定11位の好発進
2005年メジャー第1弾「マスターズ」が、ジョージア州アトランタのオーガスタナショナルゴルフクラブで開幕した。朝方は悪天候に見舞われスタートできるか心配されていたが、現地時間の12:30にアウト、インの2ウェイに分かれてのスタート。全選手がホールアウトできず、日没サスペンデッドを迎えた。
この日、日本ファンの期待に応えてくれたのは片山晋呉。序盤の2番でバーディを奪うと、5番ではカラーからパターで直接カップイン。6番はグリーン奥に外しボギーとするも、7番の2打目をグリーン奥からバックスピンでピンそば30センチにつけるスーパーショットを披露しスコアを戻した。結局11番までを終えて、片山晋呉が3バーディ3ボギーのイーブンパー暫定11位タイにつけた。また、日本のエース丸山茂樹は、インコースからのスタート。最初のハーフで「41」を叩き意気消沈してしまった丸山だが、この日最後のホールでようやくバーディを奪い、5オーバーの暫定72位タイ。2日目以降の巻き返しに期待したい。
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一方、初日暫定首位に立ったのは、4アンダーのクリス・ディマルコ。後半の1番から3番までで3連続バーディを奪うなど、残り4ホールを残して5バーディ1ボギーの内容で初日を終えた。首位を1打差で追う2位タイに、ツアー界の中で若手のマーク・ヘンズビーとルーク・ドナルド(イングランド)の2人が並んでいる。
そのほか注目のビッグ4たちは、世界No.1のビジェイ・シンと連覇を狙うフィル・ミケルソンが2アンダー暫定4位タイと上々のスタートを切った。タイガー・ウッズは、ボギーが先行する苦しいゴルフが続いた。15番パー5で2オンに成功し、難なくバーディを奪うも結局2オーバーの暫定36位タイ。アーニー・エルスは3オーバー暫定47位タイの苦しい展開となった。