“日本代表”の40代・藤田も意気盛ん!
いま世界の40代が熱い。もうひと花咲かせるぜ!
「週刊ゴルフダイジェスト」(2月26日号)より
23歳のマクロイが世界No.1に君臨する時代。世代交代が進み、おじさんたちは蚊帳の外かと思いきや、最近不惑をすぎた面々が存在感を見せつけている。
アメリカ最大のスポーツイベント、スーパーボールが最終日と重なったフェニックスオープンでは、42歳のミケルソンと41歳のハリントンが優勝争い。大会初日にあわや『59』の猛チャージを見せたミケルソンが、その勢いのままツアー2番目の最少スコア記録で完全V。学生時代を過ごした地元アリゾナでド派手な41勝目をもぎ取った。
<< 下に続く >>
また、ツアー最多の18万人が詰めかけた大会3日目には“スタジアム”の異名を持つ名物ホール(16番パー3)でハリントンが2万人を収容するギャラリースタンドに向かってフットボールを蹴り入れるパフォーマンスを披露。08年の全米プロ以来勝星から遠ざかっているとはいえメジャーチャンプのナイスキックに2万人が大興奮。主役のミケルソンに劣らぬ喝采を浴びていた。
「まだまだ若い者には負けない」とばかり張り切る40代。来たるべきマスターズでも大暴れしそうな予感が漂っている。
●世界ランキングトップ50位以内の40代選手(2月4日現在。カッコ内は生年月日)
10位=フィル・ミケルソン 42歳(1970.6.16)
13位=スティーブ・ストリッカー 45歳(1967.2.23)
24位=アーニー・エルス 43歳(1969.10.17)
27位=ジム・フューリック 42歳(1970.5.12)
31位=ポール・ローリー 44歳(1969.1.1)
44位=ジョン・センデン 41歳(1971.4.20)
46位=藤田寛之 43歳(1969.6.16)
47位=パドレイグ・ハリントン 41歳(1971.8.31)
48位=デビッド・トムズ 46歳(1967.1.4)
49位=トーマス・ビヨーン 41歳(1971.2.18)